安井鍼灸整骨院の施術例

更年期障害に起因する不定愁訴(何となく体が重ダルい)

2025-05-11

病院での診断

更年期障害と診断され漢方を服用中

これまでの経過

約8年前より、更年期の症状が出始め、ここ数年が特に症状が重く、肩こり、頭痛、腰痛、のぼせ、下肢の冷えなど、ひどい日は朝から体が重く、動けない日もある。

その体の症状から、日常生活にも影響が出て、仕事を辞められた。
辛くなると、整体やマッサージに通っていたが、調子が改善するのはその時限りで、翌朝には辛さがまた戻っていた。

定期的に通っている内科にて、漢方薬を処方され長く飲んではいるが、良くなったという感覚になったことはない。
何か体にしっかりと変化を付けたいと思い、元々興味のあった、鍼灸治療を受けてみようと、当院を受診された。

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鍼灸院としての診断

更年期障害に起因する、自律神経系のバランスの乱れから起こる、身体の不定愁訴(なんとなく体がダルい)と判断。

また、のぼせや足の冷えに関しては、血流や気の不調から循環が悪く、上半身に血流が滞りやすいことが原因と考えた。

肩こりや頭痛に関しては、血行不良による筋肉の緊張及び筋肉の緊張からの神経圧迫によるものと考察した。
これらの症状が相まって、体全体の不調を引き起こしているので、マッサージや整体だけでは、施術の限界があると感じた。

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治療方針

上記の診断から、
首肩や腰部の筋肉の緊張緩和及び、自律神経系の調整、女性特有の婦人科疾患への鍼灸治療による根本的なアプローチが必須と考えた。

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治療内容

首肩・腰部の筋緊張部に対しては、筋肉の固い部分に対して、筋肉の緊張をほぐす目的で、鍼の施術を行った。
のぼせや足の冷えに関しては、足の内側にある婦人科系に効くツボに対しての鍼灸治療、顔ののぼせや頭痛・肩こりに効くツボを、選別し、患部への施術を行った。
施術後には、全体の血流を改善していく目的で、温め専用のマットにて、下肢を温めて、血行促進を促した。

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施術回数・頻度・期間

鍼灸施術が初めてということもあり、刺激の量を調整しながら施術を行った。 
まずは週に一回の鍼灸施術にて状態を安定させ、約一か月継続して頂く事でお話を勧めた。
状態が良くなっていくにつれ、10日~14日に一回
また良くなっていくにつれ、3週間に一回
理想は、月に一度のメンテナンスを、ということでご納得頂いた。

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施術後のケア

施術後のケアとして、ゆっくりとお風呂につかって頂く事・ストレッチを出来る範囲で行って頂く事を前提に、少しづつの体質改善、ストレス解消を促した。施術直後の翌日から、店舗に連絡があり、朝の体の重だるさの解消、久々に笑顔で過ごせていると、報告を頂きました。

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