- 大人(初回)
東洋医学的に体を診ていく上で、まず大切なのは、今その人の体がどのような状態にあるかという事です。
例えば、体に気が不足している状態なのか、それとも体に気が滞っている状態なのか等です。
まずはご自身が自覚している症状に関してお話を聞かせて頂きます。
普段の生活の事や、一日の中での症状の変化はもちろん、食欲や、睡眠、お通じに関してもお聞きします。
症状とは関係ないように思う事もお聞きしますが、お体の状態を把握する上ではとても大切な事です。
一通りお話を聞き終えた後で、次に脈の状態や、お腹の状態を確認していきます。
脈やお腹は、その人の体の状態を表していますので、どの経絡に問題があるのかを把握が出来ます。
そして不足していれば補う鍼を。
滞っていれば取り除く鍼をしていきます。
例えば肩こりであっても、補うのに適したツボを用いますので、腕の方に鍼をしたり、足の方に鍼をしたりします。
脈やお腹の状態が整ったと判断出来た所で、その日の施術は終わりになります。
その場で少し症状が変化する方もいらっしゃいますが、時間が経ってから変化する方も多いです。
- 大人(通常)
前回の施術後の症状の変化を確認してから、今現在のお体の状態を確認します。
施術の方向性、施術量の調整を加えつつ、より良い状態を維持するにはどうすれば良いか、東洋医学の視点で考えます。
ご希望がありましたら、追加料金はかかりますが、通常の施術に加えて「へそ灸」や「美容鍼」等も出来ます。
詳細はホームページをご確認下さい。
※前回の施術から2週間以内のご利用の方は3,000円になります。
- 18歳以下
施術内容は大人とほとんど変わりません。
脈を診て、お腹を診て丁寧に鍼灸施術を行います。
時間が短いのは、大人と比較して、気が巡りやすく、長い時間をかけて施術をすると、良くない方向に進む事もあるからです。
一概に年齢で区別するものではないので、大人と同じくらい時間がかかる場合もございます。
脈の変化や症状の変化をみて調整していきます。
詳しくは大人の項目をご覧下さい。
- 小学生以下
刺さらない鍼、てい鍼を使った施術になります。
お話を聞いて、脈を診て、お腹を触ってと、基本的な流れは大人と同じです。
年齢が若ければ若い程、気の動きが活発です。
時間をかけずに、手早く施術を終えます。
乳幼児から対応出来ます。(状況によっては、抱っこされながらの施術も可能です。)
夜泣きや便秘、夜尿症等々、お気軽にご相談下さい。