神戸北野はり灸院の口コミ
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なみ さん (女性 |30代)
満足度
5
2024.12.11
①来院時の症状は? 肩こり頭痛、めまいがあった。 ②治療を受け続けてお身体の変化はありましたか? 回転性のめまいが年1回ぐらいあったのが、ひんぱんに起こるようになりつらかったのですが、一度治療をしていただいたところ、めまいが落ち着きました。 朝、布団から体を起こすのも目がまわり一苦労だったのですが今は支障なく日常生活を送ることができております。 ③治療に対する感想 月一度回、治療に通っています。 その時のしんどい所を施術してくださり、体が楽になります。
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店舗コメント
2025.01.14
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N.I さん (男性 |50代)
満足度
5
2024.12.19
①来院時の症状は? 左手首の痛み、首と肩の痛み ②治療を受け続けてお身体の変化はありましたか? 左手首がここまで動ける用になるのかと思いました。 ③治療に対する感想 針は全く痛くなくここちよかったです。
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店舗コメント
2025.01.14
N.I様
口コミのご投稿、誠にありがとうございます。
左右の手首の状態を比較したところ、左の手首の尺骨の頭が、ズレてしまっていることに気が付きました。
腕の骨がちゃんとはまっていないと、手首を自由に回転させることができないので、かなり不自由をされていたのではないかと思います。
こういう場合、鍼を刺しても、骨はうんともすんとも言いませんので、当院では、木槌を使った打鍼術(だしんじゅつ)を実施しております。だるま落としの要領で、木槌をコンッと軽く骨に当てて、位置を元に戻します。
木槌で直接叩くと、骨を痛めてしまうので、木槌と骨の間に、別の木槌を挟んで叩くようにしています。大工さんは、木の柱を打つ時に、柱を痛めないよう、材木を上に置いてから木槌で叩きますが、あれと同じ要領です。
肩が外れた場合、柔道整復師の先生は、腕を引っ張って関節をはめ直すと聞きます。
打鍼術で骨を叩く施術にも、同じような効果があり、ズレた骨を軽く叩く衝撃で、骨と骨の間の靱帯を一瞬だけ引っ張って、骨が独りでに元の場所に戻ることを助けます。
N.I様の左手首は、何かの拍子でちょっと位置がずれて、亜脱臼の状態になっていたのかもしれません。手首の骨がズレた時に、前腕の筋肉も引っ張られて、軽い捻挫の状態に陥っていたようなので、ここには鍼を打ちました。
柔らかい金の鍼を使用したので、痛みを感じることなく、ここちよく鍼を受けて頂けたのではないかと存じます。(ステンレスの鍼だと、どうしても痛みが出やすいです)
金には粘り気があるので、鍼の表面に筋肉繊維を絡めて、捻挫する前の元の位置まで、前腕の筋肉を引っ張って戻しました。
骨と筋肉が、本来の位置に戻ると、可動域が一気に回復するので、
「ここまで動けるようになるのか!」と、喜んで頂けたのではないかと。
引き続き、N.I様の健康づくりを支援できますよう、腕を磨いて参ります。
今後とも、何卒宜しくお願い申し上げます。
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M.O さん (女性 |70代以上)
満足度
5
2024.12.11
①来院時の症状は? 背骨の曲がり、肩部の痛み、目の疲れ、 ②治療を受け続けてお身体の変化はありましたか? 緩和して楽になった。 ③治療に対する感想 安心して治療が受けられる。
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店舗コメント
2025.01.14
M.O様
口コミのご投稿、誠にありがとうございます。
お悩みでいらした背骨の曲がりは、腎臓の裏側のところから発生しているとお見受けいたしました。腎臓は、尿を濾したり、ホルモンを作ったりと、大きな負担が掛かる臓器ですので、長年のお疲れが背骨に出てしまったのかもしれません。
骨格の歪みは、鍼やお灸で筋肉の過剰な緊張をほぐすことで、緩和することができます。M.O様には、腰周りや脚、首肩を中心に施術を行い、背骨がまっすぐな状態に戻ることをお助け致しました。
目の疲れは、眉のところの、神経や血管が通る部分の鬱血が影響していると思われましたので、これを散らすような施術を行いました。
お身体の痛み・辛さが減少するにつれて、お顔の表情も柔和になられてきたように感じます。
M.O様に引き続き安心して治療を受けて頂けますよう、準備を万全に整え、お待ち申し上げたいと思います。
今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。
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特徴
小児の発達障害・PFASの健康被害、ご相談ください
「永遠の化学物質」とも呼ばれる、PFAS(有機フッ素化合物)公害問題の報道に触れ、
・お子様やご自身の神経症・体調不良が、フッ素樹脂(テフロン)加工鍋や、水道水に含まれるPFASと関係しているのではないか?
と懸念されている親御様は、どうぞご相談ください。
・大阪の老舗小児はり灸院での見習い
・発達障害専門の児童精神科での勤務
を経験した院長が、
・PFASが、小児の発達や、神経系・免疫系・内分泌系に悪影響をおよぼす
点を踏まえ、小児のお悩み5つの改善を、
①小児神経症
②小児ぜんそく
③アレルギー性湿疹
④発達障害
⑤側弯症
以下の施術により、支援します。
①小児はりによる、皮膚の緊張の緩和
②お灸による、肺と全身の冷えの緩和
③刺絡による、毛細血管の炎症の緩和
④背骨を中心とした、自律神経の調整
⑤金・銀鍼による、筋肉の硬直の緩和
以下、内容を3章に分けて、ご案内いたします。
【1】お悩み別の施術内容の紹介
【2】当院の現代医学的な施術方針
【3】PFASについての基礎情報
【1】お悩み別の施術内容の紹介
PFASの健康被害は、身体の脂肪分の多い部位に表れます。
障害される部位と小児のお悩みを、以下のように分類しました。
〇障害部位 = お悩み
①細胞膜 = 小児神経症
②毛細血管 = 小児ぜんそく
③皮膚 = アレルギー性湿疹
④神経シナプス= 発達障害
⑤骨・腱 = 側弯症
施術内容について、以下の形式でご紹介いたします。
〇障害部位(お悩み)
→まとめ
PFASの特性:
症状:
施術内容:
①細胞膜(小児神経症)
→小児はりで、神経症(興奮)を静める
PFASの特性:
難分解性(体内で分解できない)
症状:
細胞膜は、皮膚や骨、脳や脊椎などに多く存在する。ここに、分解できないPFASが蓄積すると、慢性的な「違和感」を感じる。炎症が発生し、痒み・痛み・熱さ・ダルさ・イライラを訴える。
重症の場合、てんかんなどの神経発作や、線維筋痛症、自傷行為に至るのではないか。
ホルモンの作用が鈍くなるので、倦怠感や、痩せ・肥満の原因にもなるだろう。
施術内容:
小児はり(刺さない鍼)で、皮膚越しに神経系に働きかけて、違和感(緊張)を和らげる。
子どもが、「気持ち悪い」、「しんどい」と訴える場所や、「掻きむしりたくなる」場所を聞き取り、そこに重点的に施術する。
炎症がひどい部位には、鍼・灸を施し(②〜⑤で後述)、症状の鎮静化を図る。
②毛細血管(小児ぜんそく)
→お灸で、冷え(免疫機能の低下)の緩和
PFASの特性:
耐熱性(熱がなかなか通らない。温まりにくく、冷めにくい)
症状:
血流には熱の運搬作用がある。毛細血管に耐熱性のあるPFASが蓄積すると、熱の通りが悪くなり、手足に冷えを感じたり、頭・背中に熱がこもったりする。
冷え(免疫力の低下・落ち込み)、のぼせ(頭痛・興奮)の原因となる。
施術内容:
熱がこもった箇所には、鍼を使って熱を散らし、熱の足りない箇所には、お灸で熱を補う。
ぜんそくは、肺の毛細血管の冷え(ちぢこまり)によって発生していると考え、胸・肩・背中の血流をお灸で改善し、症状の緩和を図る。
冷えの程度に応じて、間接的に温めるお灸と、皮膚の上に直接置くお灸を使い分ける。お灸は、火傷をしない強さで実施する。
③皮膚(アレルギー性湿疹)
→刺絡で、皮膚中のPFAS濃度を下げる
PFASの特性:
撥水性(水・油をはじく)
症状:
健康な皮膚は、水気・脂気を適度に含み、しっとりとした状態を保っている。
皮下脂肪の中に、水・油をはじくPFASが蓄積すると、皮膚が湿り気を失ってガサつき、アレルギー性湿疹の原因となる。
重症の場合は、アトピー性皮膚炎や、全身性エリテマトーデス、潰瘍性大腸炎に至るのではないか。
アレルギー性鼻炎も、車のタイヤ・衣類・カーペットなどに含まれるPFASが、鼻の粘膜へ蓄積することにより、発生している恐れがある。
施術内容:
刺絡(しらく)と呼ばれる、毛細血管から汚血(おけつ≒老廃物)を取り除く術式を用いて、皮膚に蓄積したPFASの濃度を下げる。水気・脂気の巡りを改善し、皮膚の保湿効果を回復させる。
アレルギー性湿疹の他、鼻炎や蓄膿症、花粉症、メニエール(めまい)にも、同様の施術が有効だろう。
④神経シナプス(発達障害)
→背骨を中心とした施術で、自律神経のバランス調整
PFASの特性:
絶縁性(電気を通さない)
症状:
神経伝達(電気信号)を担う神経シナプスに、電気を通さないPFASが蓄積すると、運動や感覚を調整する機能が阻害される。記憶にも電気信号が関係しているので、学習障害が発生する恐れもあるだろう。
施術内容:
鍼灸による発達障害の根治は期待できないが、小児はり(刺さない鍼)の接触刺激による、神経伝達の改善は期待できるだろう。
交感神経節が存在する背骨を中心に、頭や首、手脚など全身に施術を行うことで、自律神経のバランスの改善を図る。
リズミカルな小児はりの施術は、受けていて気持ちが良く、心身のリラックス効果も期待できる。
⑤骨・腱(側弯症)
→金銀鍼で、筋肉(姿勢)の異常の緩和
PFASの特性:
潤滑性(引っ付かない)
症状:
骨はカルシウムとリン脂質で出来ているので、PFAS汚染の影響を受けやすい。骨組織に引っ付かないPFASが侵入すると、骨が脆くなったり、変形したりする恐れがある。
骨に引っ付いている筋肉の調子も崩れ、脱力・硬直や、チック、側弯症、姿勢不良の原因となるのではないか。
かかと〜アキレス腱の部位にも脂肪が多く含まれていて、ここがPFASの影響を受けると、こむら返りや尖足、歩行障害が発生するのではないか。
施術内容:
毫鍼(ごうしん=髪の毛のように細い鍼)を、異常がある筋肉の内部までゆっくりと刺し進め、鍼の表面と筋肉繊維を馴染ませて、お互いを引っ付ける。
鍼に引っ付いた筋肉を、心臓マッサージと同じように、上下にゆっくりと動かし、筋肉の動きを活性化させる。鍼で優しく引っ張るストレッチ効果で、ちゃんと動けずにいた筋肉を目覚めさせるイメージで実施する。
金・銀製の毫鍼は、表面が柔らかく粘り気があるので、ステンレス製の硬くて滑りやすい毫鍼と比べて、しっかりと筋肉線維をつかまえることができる。柔らかく、筋肉へのダメージ・ストレスも少ないので、小児に最適である。
側弯症や歩行障害は、筋肉の収縮のバランスが崩れている状態なので、毫鍼で筋肉をほぐすことで、適度な収縮状態への復旧を図る。
【2】当院の現代医学的な施術方針
当院では、現代の疾病の多くが、PFASや農薬を始めとする化学物質への暴露や、社会の長寿化・職業の専門化に伴う、身体の使い痛みにより発生していると考えています。
こういった問題には、経絡や五臓六腑といった伝統的な中医学理論よりも、解剖生理学(物理化学)的な知識に基づいて観察を行う方が、的を得た施術を行うことができます。
ストレートネックや、PFAS公害といった、昔の人が見たことも聞いたこともないような種類の障害・疾病に対処するには、新しい知見が必要です。
まだ小さいお子様には、「虫よけ」、「鬼退治」といった遊びを提案するような感じで、施術を案内しています。
身体の調子が悪いのは、「身体の中にいる悪い虫・怖い鬼のせい」と伝えることで、お子様を責めることなく、療養を進めることができます。
薬や訓練によって症状を抑え込むのではなく、問診と身体所見の観察により、根本的な原因の発見・解決を目指します。
ご自宅での養生法としては、「化学物質を避けること」を、※5か条にしてオススメしています。
現代ストレス社会の養生のすすめ
~化学物質から身を守る~
1 フッ素樹脂加工鍋(テフロン)を避ける
2 浄水器を使う
3 トランス脂肪酸を避ける
4 電子レンジを避ける
5 合成洗剤・シャンプーを避ける
特に、フッ素樹脂加工鍋(テフロン加工鍋)をお使いでしたら、すぐに使用を停止することを提案しています。
【3】PFASについての基礎情報
最近になって、テフロンの原料であるPFAS(有機フッ素化合物)に、小児の発達への悪影響や、発ガン性があることが分かり、※国際的な規制・禁止の取り組みが進んでいます。
(※米・ミネソタ州では、フッ素加工の調理器具が販売禁止となり、欧州は消費者製品全般へのPFAS使用禁止を検討中)
また、小児では、血液脳関門と呼ばれる、脳を有害物質から守るバリアーが未発達であるため、大人よりも子どもの方が、PFASの公害被害を受けやすいともされます。
患者様からは、テフロンのフライパンを、鉄やステンレスの製品に替えたら、
「子どもの調子が落ち着いた」
「自分の体調も良くなった」
「料理の味・香りも良くなった」
という声を、多数いただいております。
院長の稲田は、2021〜23年に、発達障害が専門の児童精神科クリニックで勤務していた際に、患児の身体の観察や、親御様へのヒアリングに基づいて、
「広範性の発達障害の主たる原因の一つが、フライパンや飲み水に含まれるPFASなのではないか?」
と考えるようになり、この新しい公害被害についての情報収集を始めました。
日本国内では、まだまだその危険性に対する認識が低い印象ですが、欧米などの国・地域では、水銀や鉛を取り締まるような厳格さで、飲み水への混入や、消費者製品での利用禁止の取り組みが始まっています。
【1】で述べたように、PFAS汚染の恐ろしい点は、身体の内部の細かい部分が、じわじわと蝕まれることにあります。
鍼やお灸など、繊細な道具を使用する鍼灸は、こういった種類の障害・疾病への対処を、得意としています。
①~⑤のお悩み以外にも、幅広く対応しておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
もちろん、小児以外にも、大人の施術依頼も承っております。
当院のこだわり
こだわり1
痛みが少ない金と銀の鍼を使用(上は金鍼、下は銀鍼。太さ0.14~0.30mm、長さ30~60mm)
生体親和性に優れる金と銀(例:金・銀⻭)の鍼を使用
金と銀は柔軟性に富み、身体に馴染みやすいため、障害部位に速やかに働きかけ、痛みもほとんど残りません。特注品の毫鍼(ごうしん)は、5分〜3⼨(1.5〜9.0cm)、霞鍼〜12番(0.12〜0.38mm)の鍼を30種類ほど取り揃えております。
こだわり2
刺さない鍼(小児はり)が施術の幅を広げます(解熱、筋膜リリース、脈の促通、痙攣の沈静化、水腫の解消)
刺さない鍼(小児はり)も、症状・お悩みに合わせて使用
刺さない鍼(小児はり)も、金・銀・鉄・チタン製など20種類ほどを準備。古典では、刺さない鍼には:解熱、筋膜リリース、脈の促通、痙攣の沈静化、水腫の解消、といった効果があるとされます。小児神心症や、古傷・手術の傷跡などの治療にも、有効です。
こだわり3

刺絡で瘀血(おけつ)を除去:毛細血管の血流を改善し神経機能を改善。アザが付くカッピングより根本的です
刺絡(しらく)で血行不良の根本原因=瘀血(おけつ=ドロドロの血餅)を除去
頭痛、緑内障、ドライアイ、眩暈、蓄膿、不眠、いびき、アトピー、帯状疱疹、円形脱毛、パーキンソン、口内炎、痔、ニキビ・シミ・肝斑・クマ…等々の症状は、皮下の毛細血管の瘀血(血栓)の蓄積が、原因かもしれません。高いデトックス効果が期待できます。
こだわり4
ちゃんと手でお灸を捻ります:施灸箇所に合わせ、「形・大きさ・硬さ・向き・間隔・消すタイミング」を調整
シール式のお灸は使わず、手で捻るお灸で、一壮一壮を微調整します
鍼灸の古典では、「消沈して湿った箇所に灸をし、湿気を散らせ」と説かれます。灸の遠赤外線効果で、組織がハリと循環を取り戻す効果を表したものです。部位により、必要とされる熱量が異なるので、状態を確認しながら、手で一つ一つ捻ってこそ効果が出ます。
こだわり5
個室の小児部屋を準備(ベビーバウンサー・オムツ換えシートもございます)
畳の床が落ち着いた雰囲気を生む、和室の小児部屋です
和室を一部屋使用した、小児専用の施術部屋を準備しております。オムツを変えられるよう、座布団・オムツ換えシートも準備。
当店からのご挨拶
稲田 健一(院長)
こんにちは。神戸北野はり灸院、院長の稲田健一です。
「伝統的な道具と確かな技術で、痛み・不調の原因を紐解く」をテーマに、日々の施術に当たっております。
最近では希少となった金銀鍼や、刺さない鍼(小児はり)、手で捻るお灸、箱灸、吸い玉(カッピング)、よもぎ蒸し、タイ古式の整体・トクセン(木槌)など、様々な技術を使い分け、お悩みの根本改善を実現します。
◆略歴◆
シンガポール生まれ、大阪育ち
大阪府立千里高等学校国際教養科卒業(04 年)
大阪大学外国語学部中国語学科卒業(08 年)
森ノ宮医療学園専門学校鍼灸学科卒業(18 年)
University College London 歴史学部 Chinese Health and Humanity 修士(19 年)
免許取得後、大阪の老舗鍼灸院で見習い、英国留学、発達障害専門の児童精神科に勤務
丹波篠⼭市地域おこし協⼒隊を経て、神⼾北野はり灸院開業
日本小児はり学会会員、日本医史学会会員
◆論⽂・学会発表◆
2022年12月
『想像する身体』上巻 身体イメージの変容 第Ⅲ部2章 225-254 貢(共著)
姜姗・稲田健一「生と死の境界 江⼾時代鍼灸銅⼈形における身体観念」
(国際日本文化研究センター 共同研究報告書172)
2020年11月
日本小児はり学会 第14回学術集会(発表)
⻩帝内経・霊枢の「⽪」に関する記述について
2019年11月
北京大学器物医学史国際論壇(発表)
『鍼灸重宝記』(1718年)解読:近代日本の金銀鍼と管鍼法の発展の概略
2019年9月
University College London 修士論文 (未発表)
盲⼈按摩の国際伝播史:1901 年のロンドン盲⼈按摩研究所による日本の盲⼈按摩慣習受容の諸条件を明らかにする(A Transnational History of Blind Massage: Unpacking the conditions that facilitated the reception of the Japanese blind massage practice by the London Institute for Massage by the Blind in 1901)
◆私が鍼灸師になった理由◆
私が鍼灸師になった一番のきっかけは、
中学校のサッカー部の練習に、学校OBでスポーツトレーナーをされていたNさんが、指導に来て下さっていたことです。
身体の仕組みの理解に基づいて、動きのアドバイスをくれたり、怪我の予防や治療に当たってくれるNさんの姿を見て、
「こういう仕事良いかもなぁ。」
と、感じていました。
その後、シンガポールで幼少期を過ごした影響から、大学で中国語を学ぶことにしたのですが、
「医学部に入り直そうかなぁ。」と、考えていた時期もありました。
結局、そのまま卒業して、貿易や翻訳、有機農業、製造業の仕事を経験してから、
「やっぱり医療系の仕事に就こう!」
と決心し、鍼灸学校に通うことにしました。
30歳になる前のタイミングでした。
西洋医学ではなく、東洋医学を選んだ理由は、
1、小学生の時に薬アレルギーを経験してから、薬恐怖症になっていたこと、
2、鍼灸の方が国際性が圧倒的に高そうなこと、
3、鍼灸なら中国語の能力を活かせそうなこと、
が理由でした。
鍼灸師になって8年目の今、
1、患者さんが、薬を飲んでも全然治らないと訴える症状を、鍼灸で改善するお手伝いができていること、
2、アジアや欧米の医療者・研究者と、日本の鍼灸について交流する機会があること、
3、鍼灸の古典を読んで、現代医学の難題(緑内障、メニエール病、パーキンソン病、側弯症など)を解決する糸口を発見できていること、
から、正しい選択をしたと感じています。
また、家族・友人の不調を、自分の手で改善してあげられることにも、大きな喜びを感じます。
鍼灸師になる前に、農業や製造業で働いていた経験から、
・人間(動物)の身体も、植物の身体と同じような原理で、病気になる・元気になること、
・金鍼や灸、吸い玉のように、精度の高い器具の仕組みを理解して、目的に合わせて使い分けられること、
は、自分の強みだと思います。
大学病院でも、原因不明と見放される症状に対して、鍼灸が良い効果をもたらす経験を重ねるにつれて、
「鍼灸って、まだまだその可能性が知られていないよね…」と、感じるようになっています。
当院の得意なお悩みでは、これまで患者さんから、「お薬が減った・症状が楽になった」との声を多数いただいた症状を挙げさせて頂きました。
お心当たりの症状がございましたら、是非ご相談ください。
柳 美穂 (助手)
介護福祉士、鍼灸師。森ノ宮医療学園専門学校鍼灸学科卒業。
介護職を8 年間勤めた後、鍼灸師に。趣味は家庭菜園。女性ならではの悩みを解決する鍼灸について、日々研究と実践を重ねている。⼆児の⺟。
◆私が鍼灸師になった理由◆
東洋医学との出会いは、第一子を妊娠する前でした。
当時の私は生理不順で悩んでいましたが、病院で処方されるホルモン剤を飲んでも体調が良くなるとは思えず、根本的に体質を変えなくては、と思っていたところ、
よい鍼灸師の先生との出会いがあり、施術を受けるたびにどんどん体調が良くなり、幸運なことにすぐに子宝に恵まれました。
この時に学んだのは、施術を受けることもそうですが、自分での養生の大切さです。施術を受けつつ、先生からアドバイスをもらった、日々の生活で心がけることを一生懸命実行したので、効果がとても早くに表れたようです。
妊娠中には、自分でお灸することもおしえていただき、せっせと実行しました。陣痛づけにも鍼灸が有効であることなども、この時に初めて知りました。
私は妊娠、出産へ向けてのカラダづくりというタイミングで東洋医学の考え方に出会いましたが、その時に学んだことは今でも役に立っていますし、自分の体との向き合い方を見つめ直す大きなきっかけになりました。
私が鍼灸師を志したのも、この時の経験が大きかったからです。
いま、鍼灸師になって日々学んでいく中で、改めて、鍼灸というものがこんなにもいろんな疾患に有効なのだということを知り、驚きと感動を感じています。
鍼灸というと、肩こり、腰痛などそれに準じたものに効く、お年寄りが通うもの、と思われがちです。もちろん様々な痛みにも有効ですし(頭痛にもよく効きます)、
肌荒れや感覚障害、静脈瘤、生理不順やホットフラッシュなどの婦人科系疾患などなど、特効薬がないとされる症状にも、鍼灸を試す価値が充分あると感じています。
その人の持つ治るチカラに働きかける鍼灸治療、ぜひお試しくださいね。
美容目的で通ったのに、全身が元気になってしまった、なんてお声もよくいただきます。
店舗詳細情報
店舗名・施設名 | 神戸北野はり灸院 |
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住所 | 〒650-0003 兵庫県神戸市中央区神戸市中央区山本通4丁目8-19 |
アクセス | 元町駅・三ノ宮駅より徒歩15分。山本通三丁目バス停より徒歩3分。新神戸駅よりタクシーで5分。神戸大学病院より、バス(7系統)+徒歩で20分。 |
TEL | 電話で予約・お問い合わせ |
営業時間 |
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定休日 | 月 日 |
URL | https://kobe-kitano-acupuncture.com/ |
初診料 | 2,000円(ご紹介の場合は、0円) |
ベッド数 | 3台 |
スタッフ数 | 2人 |
利用可能なクレジットカード | VISA / MASTER / UC / AMEX / DC / DINERS / JCB / UFJ |
ジャンル | 鍼灸治療 / 美容鍼灸 / 指圧・マッサージ / スポーツ鍼 |
得意なお悩み | 小児神経症 / 小児ぜんそく / アレルギー性湿疹 / 発達障害 / 側弯症 |
対応可能なお悩み |
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対応しているこだわり |
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なみ様
口コミのご投稿、誠にありがとうございます。
初診時に首・肩の状態を拝見しましたところ、顎が芯までガチガチに固まってしまっていました。その硬直の影響を受けて、三半規管のリンパ液が圧迫され、めまいが発生しているのだろうと判断いたしました。
刺鍼で筋肉の硬直をほぐしたり、耳周りの鬱血を刺絡で取ることで、三半規管へのストレスを和らげました。
直近のご来院時に、なみ様の頭が、後ろにのけぞってしまっていることをお伝えしたところ、「そういえば、20年以上前に、車で後ろから追突されたことがあります」と伺いました。その衝撃で、ダルマ落としのように、首の骨が前にずれてしまったのだろうとお見受けいたしました。
頭と首の骨を、元の位置まで引っ張って戻して差し上げたたところ、首がキレイに伸び、顔色もすこぶる改善されました。なみ様からも、「長年の首のこわばりが抜けた感じがする。すごい楽!」と、仰って頂けました。
もしかすると、その時の事故がきっかけで、首・顎周りがだんだんと硬直していき、めまいを発症されたのかもしれません。
鍼灸の醍醐味は、こうやって患者様と二人三脚で、お身体の痛み・不調の原因を探っていけることに有ると思います。
毎回毎回、少しずつ体調が改善されますよう、引き続き尽力して参ります。
またのご来院を、心よりお待ち申し上げております。