漢方薬・鍼灸 世珍堂の施術例

婦人科

不妊治療(顕微授精での妊娠)

2023.01.09

病院での診断

卵胞発育不全

これまでの経過

タイミング療法2回、卵管造営1回
葉酸、ビタミンB、D、DHEA、当帰芍薬散服用

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治療方針

8/14にご来院され、検査データからFSHが50以上というところに着目し、そちらを下げることを先ずは目標にする。
体質的に血虚、瘀血、腎虚があると判断し、清心補腎法をベースに治療を開始する。

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治療内容

生理周期にあわせた治療を行い
9/18 FSH19まで下がる
10/16 旦那様の精子の運動率が悪いとのことで、
湿熱、腎虚の傾向がみられ、利湿、清熱、補腎、活血法を用いる。
旦那様も漢方薬と鍼灸を併用し週1回の施術を開始する
11/24 E2 39 FSH28.3 子宮内膜7㎜
内膜を厚くするため補血活血法を行う
12/11 卵胞14.7 内膜4.8㎜ 内膜の厚さが不十分な為、活血を止め補血のみの施術を行う
12/20 胚盤胞の移植を試みるも桑実胚までにしか育たず移植見送り
その後も体調に合わせた治療を続ける
2/25 hCG59.9 E2 706 P4 12.4
体調も良くなり維持鍼とする
3/2 移植15回目 hCG624.8 P4 10.7 B-hCG 3423.4
卵黄嚢確認取れる
夜間出血、下半身の熱、夜間暑すぎて多汗、足の痒みの訴えあり   
3/14 出血量が増える hCG 10250 心拍確認 2週間の鍼灸治療を休み 漢方のみで対応する
3/20 出血がおさまる
7/30 胎児が低体重の為、補腎法を行う
順調に進み11/6無事にご出産され、治療終了となる。  

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