漢方薬・鍼灸 世珍堂の施術例

婦人科

不妊症(自然妊娠)

2020.08.19

これまでの経過

初診2019.7月。第1子妊娠希望1年。婦人科での検査では高プロラクチン血症と卵胞の育ちが悪いとの指摘あり。無排卵の傾向があり、クロミッドを服用により排卵。
疲れやすい体質改善と自然妊娠を希望され、漢方薬と鍼灸を始めることとなった。

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鍼灸院としての診断

身体の冷えが強い・疲れやすい・高温期の保ちが悪い、などから生殖器系の働きに関わるパワー不足の「腎虚」、血流が身体全体に行き渡りにくい「血虚」の状態と考えた。

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治療方針

漢方と鍼灸で「腎」を補い、血を生成する「脾胃」の働きを良くして血を補う治療を周期ごとに組み立てて行っていくこととした。ご本人の希望もあり、しばらく婦人科の治療をお休みし漢方と鍼灸のみで治療することとした。

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治療内容

漢方薬は毎日服用頂き、漢方相談は2週に1回、鍼灸治療は週1回ペースで来院頂いた。「補腎・健脾・補血」をベースにしながら、生理期は「行気・活血」、低温期は「補気・補血」、高温期は「温陽疎肝」の治療を行った。初診から1年経ち、自然妊娠。現在2か月経過し順調。鍼灸は「安胎」の治療を継続中。

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