漢方薬・鍼灸 世珍堂の施術例

婦人科

逆子

2020.08.07

病院での診断

逆子

これまでの経過

24週の検診以降逆子となっており、29週6日で当院初診。エコーによると胎盤が右、胎児の背骨が左側に位置しているとのこと。Drによると、先に胎児の背骨が右側に移動してから、時計回りに回転するのが望ましいとのこと。

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治療方針

患者様は基礎疾患や体質的な問題は特にみられない為、逆子治療の定番の治療と自宅でのお灸を進めていくこととした。但し逆子治療に多い前回りの回転(時計回り/反時計回り)ではなく先に横回転が必要なため治療時や自宅での体位指導も行うこととした。

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治療内容

逆子治療で使う足のツボの鍼とお灸を使って治療。右下側臥位での治療を長めに行った。また胎児の動きを横(右へ)の回転→時計回りとするため、治療の途中や自宅でのお灸の後四つん這いになって頂くようお伝えした。
初回治療後、左側を蹴るような(右に背骨が移動したような)感覚があった為、2回目の治療では左下側臥位で治療を長めに行い、四つん這いは無しとし、自宅でも左を下に休んでいただくようお伝えした。

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施術回数・頻度・期間

29週6日の初診から10日の間に3回治療をし、31週5日の検診で逆子が治っていることが確認された。

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施術後のケア

ご自宅で「三陰交」と「至陰」のツボに、毎日熱感を感じるまでお灸をして頂いた。初回~横の回転があるまでは四つん這いの姿勢をすること、横の回転があってからは左下の姿勢をして頂くことを実践して頂いた。

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