島田接骨鍼灸院

院長：島田幸治（しまだ　こうじ）

■生まれは佐賀県基山町
私は１９７６年に４人姉弟の長男として生まれる。高校卒業後すぐに柔道整復師（接骨院）の専門学校に通いながら都内の治療院で見習いとして治療の道に入ったのが、今から2１年前の20歳の頃です。柔道整復師免許を取得後、今度は鍼灸師の専門学校に通いながら病院や整骨院で研修を重ねてきました。免許を取り終え２～３年すると骨折・打撲・捻挫等の外傷処置やスポーツ障害、運動器疾患のリハビリに対しては対応できるようになり妙な自信があったのを覚えています。
■上海に語学留学
　２５歳の夏に上海外国語大学で中国語を学ぶ事になりました。 初めての海外、ひとり暮らしは非常に楽しかった思い出です。海外生活自体が楽しかったのはもちろんですが、２０歳の頃から学校と仕事を両立していたので自由な時間が全く無い生活から、時間が余りある海外生活に幸せを感じていました。何よりも仕事をしなくてもよかったのが最大の理由でした。現在は仕事が楽しくて仕方がないのですが、当時は画一的な流れ作業のような仕事内容だったからだと思います。
上海の病院で鍼灸研修
１年間の語学研修を終え無事に語学試験もパスして、上海中医薬大学の付属病院にて臨床実習が始まりました。大学には３つの病院があり３ヶ月毎に実習先が変わりました。まだ日常会話くらいの語学力でしたが、担当教授の治療を見学したり、担当患者さんに治療する日々を過ごしました。

■雇われ院長時代（治療で結果がでない苦しさ）
帰国後すぐに就職先も見つかり都内で新規に立ち上げた整骨鍼灸院の院長として勤務しました。なんとかなるだろうと意気揚々と開業してみたものの開院当初は急性外傷以外の慢性疼痛やシビレ、ぎっくり腰、その他不定愁訴にほとんど対応できませんでした。今まで学んできたのは、この症状にはこのツボ・この痛みにはこの神経・・・等の対症療法だったからです。　　
私は鍼灸師の免許を取得してすぐに、鍼灸治療の講習会に参加していました。そこではフィンガーテストを駆使して治療する凄腕の鍼灸師の先生たちを見ていましたので、自分の勉強不足、経験不足をあらためて痛感しました。
　そんな私でしたが臨床で経験を積んでいくと徐々に治る患者さんが増えてきました。しかし、同じような症状の患者さんでも治る人と治らない人がいて、なかなか自分の治療に自信が持てませんでした。
そんな頃、社長から整骨鍼灸院を買い取ってくれないかとの申し出や、患者さんから「出資金を出すから近くに開業して欲しい」とのありがたい申し出もありました。結局は実家の接骨鍼灸院に戻って両親と働く事になりました。まだ治療技術に確かな自信が無かった事もあり、鍼灸講習会で講師をしていた父親から技術を勉強したいとの思いが強かったからです。またある日、友人が腰を痛めて「何とかならないか」と治療を求めてきたことがありましたが、十分な効果が得られず痛そうな姿勢で帰っていく姿をみて悔しい思いを何度か経験して、本物の治療家として求められる存在になりたいと強く思うようになりました。
■実家に戻り技術の向上に努める
　早いもので実家に戻ってから今年で1２年目になります。この間、様々な講習会、勉強会に参加し治療技術を高めると共に治療に対する姿勢が確立していきました。
同じような症状でも１００人の患者さんがいれば１００通りの原因・治療方法があります。その目の前の患者さんの一人ひとりの症状、治療法が教科書、参考書に書いてあるはずありませんよね。大事なのは目の前の患者さんから情報を受け取ることなのです。
■生システム研究会との出会い
でもどうやったら正確に100%情報を受け取ることが出来るのか・・・日々悩んでいました。
そんなある日、YouTube（）で偶然に目にしたのが生システム研究会が発信している「現代医療・現代医学で良くならない」方に対して行われている「読脳法」を駆使した療法でした。これを観た時、瞬間的に「これだ！」と感じました。その後、すぐに研究会に入会し3年間で500時間の講習を経て読脳セラピー3級の認定を受けました。しかし、痛みで苦しむ人を100人中100人救うことは出来ませんでした。重症化してしまった方の痛みは取れませんでした。そんな、苦しい思いをしてる時に「緩消法」という、慢性痛ならば100人中100人救える方法に出会いました。現在は、緩消法認定技術者として自信をもって施術をしております。

これからも「お一人お一人との対話を大切に」を治療理念として皆様のお役に立てるよう精進努力していく所存です。