ハリシー鍼灸院の施術例

肩こり・頭痛
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頭
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首
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肩
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女性
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30代
2023-01-05
これまでの経過
もともと頭痛持ちだったが、テレワークでのパソコン作業が増えたことで1年ほど前から肩の張りを自覚するようになり、それに伴って頭痛の頻度も増えるようになった。痛みの強さに関しては以前と同程度。
今まではちょっと肩が凝っても、肩を回したりお風呂にゆっくり浸かったりすれば治っていたが、今は何をしてもずっと重だるさが残る。
頭痛は長時間パソコン作業をしていると出るが、そうでない時にも出ることがあるため、原因はよく分からない。
睡眠は7時間程度は取れているが、起きた時も肩が重だるい感じがして朝が起きづらい。
病院や治療院などには通っていない。整体に行ったことはあるが鍼の経験は無し。
喫煙は無し。お酒は飲み会があれば飲む程度だが、今はほとんど無し。生理周期は正常。
今まではちょっと肩が凝っても、肩を回したりお風呂にゆっくり浸かったりすれば治っていたが、今は何をしてもずっと重だるさが残る。
頭痛は長時間パソコン作業をしていると出るが、そうでない時にも出ることがあるため、原因はよく分からない。
睡眠は7時間程度は取れているが、起きた時も肩が重だるい感じがして朝が起きづらい。
病院や治療院などには通っていない。整体に行ったことはあるが鍼の経験は無し。
喫煙は無し。お酒は飲み会があれば飲む程度だが、今はほとんど無し。生理周期は正常。
鍼灸院としての診断
生活習慣や、前屈時に頭痛の増悪が無いことなどから、肩こりからくる虚血性・緊張性頭痛の可能性ありと判断しました。
心臓から出た動脈血は、首の総頚動脈を通って脳や頭などに分枝しますが、首肩周りの筋肉が過緊張していると血流そのものが阻害され、脳にたどり着く血流量が減少してしまいます。
その結果、脳の栄養不足、発痛物質を流しきることが出来ない、などの影響が起こり、それが頭痛の原因になっていると考えられます。
つまり、肩こりが改善されれば頭痛も改善される可能性は高いと考えられます。
ストレスや自律神経失調などの可能性もありますが、まずは肩こりをある程度緩和させてからの判断になるかと思われます。
心臓から出た動脈血は、首の総頚動脈を通って脳や頭などに分枝しますが、首肩周りの筋肉が過緊張していると血流そのものが阻害され、脳にたどり着く血流量が減少してしまいます。
その結果、脳の栄養不足、発痛物質を流しきることが出来ない、などの影響が起こり、それが頭痛の原因になっていると考えられます。
つまり、肩こりが改善されれば頭痛も改善される可能性は高いと考えられます。
ストレスや自律神経失調などの可能性もありますが、まずは肩こりをある程度緩和させてからの判断になるかと思われます。
治療方針
頭痛の原因となっている脳の血流量不足を改善するため、首肩周りの筋緊張を取ることを目的とした鍼を行う。
治療内容
【初回】
うつ伏せで、頭板状筋・頭半棘筋・後頭下筋群・僧帽筋・胸鎖乳突筋・斜角筋・肩甲挙筋の筋緊張を取るためのツボを左右8か所づつ選定しました。
(使用した鍼・・・セイリン 直径0.2㎜ 長さ40㎜)
鍼が初めてということもあり、置鍼(鍼を刺したまましばらく置くこと)はせず全て単刺(刺してすぐに抜くこと)で行い、刺した深さも5㎜から1㎝程度に調節しました。
終わった直後は少しすっきりした感じがあるとのことでした。
めまい・吐き気などのいわゆる鍼当たりはありませんでしたが、今日はゆっくり休まれるようアドバイスをしました。
【2回目(3日後)】
前回施術後、特に気持ち悪くなったりすることは無く、頭痛の頻度が少なくなった気がするとのことでしたので、初回よりも頭半棘筋部の刺入を深くして(2㎝程度)、5分ほど置鍼をしました。
【3回目(1週間後)】
前回の来院から今日まで一度も頭痛が出なくて嬉しい、肩の重さはかなり楽になったがまだ重だるさが残っている、とのことでしたので、前回と同じ施術内容を行いました。
【4回目(1週間後)】
頭痛はほぼ無くなったが、肩の動かしづらさがまだ残っているとのことでしたので、上記の施術内容に加えて、肩の運動療法+マッサージを追加しました。
肩外転時に肩の突っ張りが見られたため、三角筋・棘上筋・大胸筋を、ストレッチとマッサージで筋緊張を緩和するよう施術しました。
うつ伏せで、頭板状筋・頭半棘筋・後頭下筋群・僧帽筋・胸鎖乳突筋・斜角筋・肩甲挙筋の筋緊張を取るためのツボを左右8か所づつ選定しました。
(使用した鍼・・・セイリン 直径0.2㎜ 長さ40㎜)
鍼が初めてということもあり、置鍼(鍼を刺したまましばらく置くこと)はせず全て単刺(刺してすぐに抜くこと)で行い、刺した深さも5㎜から1㎝程度に調節しました。
終わった直後は少しすっきりした感じがあるとのことでした。
めまい・吐き気などのいわゆる鍼当たりはありませんでしたが、今日はゆっくり休まれるようアドバイスをしました。
【2回目(3日後)】
前回施術後、特に気持ち悪くなったりすることは無く、頭痛の頻度が少なくなった気がするとのことでしたので、初回よりも頭半棘筋部の刺入を深くして(2㎝程度)、5分ほど置鍼をしました。
【3回目(1週間後)】
前回の来院から今日まで一度も頭痛が出なくて嬉しい、肩の重さはかなり楽になったがまだ重だるさが残っている、とのことでしたので、前回と同じ施術内容を行いました。
【4回目(1週間後)】
頭痛はほぼ無くなったが、肩の動かしづらさがまだ残っているとのことでしたので、上記の施術内容に加えて、肩の運動療法+マッサージを追加しました。
肩外転時に肩の突っ張りが見られたため、三角筋・棘上筋・大胸筋を、ストレッチとマッサージで筋緊張を緩和するよう施術しました。
施術回数・頻度・期間
施術回数・・・4回
頻度・・・週に1回
期間・・・約1ヵ月、現在も継続中
頻度・・・週に1回
期間・・・約1ヵ月、現在も継続中
施術後のケア
肩周りの運動・ストレッチ方法