はりきゅう処えのんの施術例
顔面神経麻痺(ベル麻痺)
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顔
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女性
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50代
2021.01.30
病院での診断
ベル麻痺
これまでの経過
2ヶ月前、食事中にボロボロとご飯をこぼしたり、味噌汁がすすれなくなった。鏡で顔を見ると顔が曲がり、家族の勧めですぐに病院へ向かった。
病院でCTや血液検査をするも異常はなく、顔面神経麻痺(ベル麻痺)と診断された。筋電図は12%と言われ、入院することになった。2週間入院をし、ステロイド投与を行なったが改善は見られず日に日に症状が進行しているように感じる。
退院してからも回復が見られず、ご家族の方に他の方法を探した方がいいのではないかと言われ、別の改善方法を調べた。
娘さんの知り合いの鍼灸師の先生のご紹介で当院に相談に来られた。
病院でCTや血液検査をするも異常はなく、顔面神経麻痺(ベル麻痺)と診断された。筋電図は12%と言われ、入院することになった。2週間入院をし、ステロイド投与を行なったが改善は見られず日に日に症状が進行しているように感じる。
退院してからも回復が見られず、ご家族の方に他の方法を探した方がいいのではないかと言われ、別の改善方法を調べた。
娘さんの知り合いの鍼灸師の先生のご紹介で当院に相談に来られた。
治療方針
体の状態を確認すると、首や肩がガチガチになっており、血液の巡りが悪く、顔面神経に新鮮な血液が届きにくい状態だと考えた。
ご本人も首や肩のコリは常に感じており、このコリ感が原因ではないかと感じていたそう。
新鮮な血液は体を修復する上で必要な栄養分を含み巡らせている。
病院で処方された薬にも、筋肉を緩めるものや血液の巡りを良くするものも含まれていたが、特に現状は集中して顔面神経に栄養を届けることが必要がある。
またコリの場所によっては表情筋に直接働きかける部分もありその部分も施術ポイントとした。
ご本人も首や肩のコリは常に感じており、このコリ感が原因ではないかと感じていたそう。
新鮮な血液は体を修復する上で必要な栄養分を含み巡らせている。
病院で処方された薬にも、筋肉を緩めるものや血液の巡りを良くするものも含まれていたが、特に現状は集中して顔面神経に栄養を届けることが必要がある。
またコリの場所によっては表情筋に直接働きかける部分もありその部分も施術ポイントとした。
治療内容
顔の動きをチェックすると、目元は瞬きができたり、閉じることができているので幾分か回復している状態が見られた。しかし、口元は回復がほぼ見られておらず、ピクリとも動かない状態だった。
普段感じている首や肩のコリの場所を教えてもらうと顔面神経に関係する部分であった。首や肩のコリを緩めるため、手や肘に鍼を行なった。鍼を抜いた後、顔を動かしてもらうと、若干最初よりも感覚が違うとのことだった。
翌日、今まで動かなかった口元がピクリと動いたとのこと。今まで動かなかった口元が動き驚いたとのこと。2〜5回目は、首肩のコリを緩める同様の施術方針で行なった。
6回目以降は首や肩のコリを緩めると同時に、口元の動き取り戻すため、口に関係する表情筋にアプローチできる手の甲やスネの部分に鍼をした。
10回目には家族の方にも見た目にはわからなくなったね!と言われるほどまでに回復した。
ご本人の希望もあるため施術を続け、さらなる回復を目指している。
普段感じている首や肩のコリの場所を教えてもらうと顔面神経に関係する部分であった。首や肩のコリを緩めるため、手や肘に鍼を行なった。鍼を抜いた後、顔を動かしてもらうと、若干最初よりも感覚が違うとのことだった。
翌日、今まで動かなかった口元がピクリと動いたとのこと。今まで動かなかった口元が動き驚いたとのこと。2〜5回目は、首肩のコリを緩める同様の施術方針で行なった。
6回目以降は首や肩のコリを緩めると同時に、口元の動き取り戻すため、口に関係する表情筋にアプローチできる手の甲やスネの部分に鍼をした。
10回目には家族の方にも見た目にはわからなくなったね!と言われるほどまでに回復した。
ご本人の希望もあるため施術を続け、さらなる回復を目指している。
施術回数・頻度・期間
週2〜3回 15回程度