すずしろ鍼灸院の施術例

腕

両側の腕、肩の痛み

2023.09.27

病院での診断

関節リウマチ、その他

これまでの経過

既往歴として糖尿病、心筋梗塞にそれに伴うペースメーカーの使用。

・肩関節の動作不全により、腕が地面と平行にできない
→おおよそ120~150度、天井の電球を替えられるようになった
・手指の動作不全、物を握ることができない
→運転時、ハンドルを握ることができるようになり恐怖感が減ったと申告あり。

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鍼灸院としての診断

・複合性局所疼痛症候群(主として肩や股関節、手足の指などの末梢部位)
・その他、医師の診断によるものを本人からの申告

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治療方針

疼痛の軽減
可動域・運動能力の維持と改善
疲労感、下半身のむくみの軽減

仕事で長時間のデスクワークまたは長時間の移動(電車・車・徒歩)のため、疾患が原因の部分以外にも肉体へのストレスが強い。また、飲食については制限されたくないとのことで栄養指導は無視しているとのこと。

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治療内容

身体の状況と生活の負荷をヒアリングし、2種類の施術を使い分けている。

①疲労度が高い場合は筋肉の柔軟性を戻し、その後神経症状に対する施術を行う
②痛み、動作のこわばりが強い場合は神経症状に対するツボ療法を行い、その後全身調整として筋肉の硬さをとる。

既往、投薬のことを考え、運動を伴った手技とてい鍼、ローラー鍼を使用し、出血・火傷リスクのある道具の使用はしない。

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施術回数・頻度・期間

週に1度。おおよそ1年程度ペースを崩さず、今後も継続していく見込み

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施術後のケア

姿勢指導、特に巻き肩、前傾姿勢への対処

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