漢方薬・鍼灸 世珍堂の施術例

腕

頚椎症性神経根症(首肩の痛み、腕のしびれ)

2020.10.20

病院での診断

頚椎症性神経根症

これまでの経過

2か月半前、筋トレ中にと左首から肩にかけて「グキッ」という感覚があり、それ以来左肩から手先までの痛みとしびれが続いている。1か月前に整形外科を受診、レントゲンとMRI検査で加齢による頚椎症性神経根症(神経障害部位はC5、C6神経根)と診断され、痛み止めとしびれの薬を処方された。

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治療方針

頚椎が変形して神経を圧迫している部位および障害されている神経の走行に沿って刺鍼し、血流を促進させて痺れや痛みを緩和させる事と、硬くなった筋肉に刺鍼または灸頭鍼をして血流促進し拘縮を緩和させることとした。

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治療内容

変形が起こっている頸椎(C5,C6)周りの筋肉や、障害されている神経の走行に沿って刺鍼、また肩や腕の硬くなっている筋肉や背中、腰の筋肉バランスをみながら必要な部位に刺鍼した。刺鍼に加え鍼に低周波を流したり、灸頭鍼も使用した。

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施術回数・頻度・期間

週1回通院を2ヶ月継続して頂き、ほぼ症状の改善が見られたので終了とした。

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施術後のケア

仕事でPC作業が長くなると増悪するとの事で、PC作業後に5〜10分アイシングをして頂き、その後はお風呂でよく温まって頂くよう指導した。また起床時に肩の冷えや硬さがでるとの事で、就寝時用の肩掛けや起床後に肩のお灸もして頂くようにした。

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