漢方薬・鍼灸 世珍堂の施術例

メンタル

気圧変化による頭痛、だるさ

2020.09.02

これまでの経過

1〜2ヶ月前から、低気圧になると頭痛、食欲減退、だるさ、眠気、注意力散漫等の不調が強く出るようになったため来院された。

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治療方針

東洋医学的に「痰湿」の溜りやすい原因となる「脾虚(水の代謝を司る臓腑の弱り」と、気圧の他に仕事でのストレスが増悪因子であることも分かり「肝気鬱結」も考えて治療に取り入れる事とした。併せて漢方薬も同じ目的で服用していただく事とした。

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治療内容

湿気をさばく力を上げ「痰湿」を取り除く治療と気の巡りを良くする治療のほか、触診で耳の付け根とそこから鎖骨にかけての筋肉のコリが顕著であり、内耳の血流にも影響していると考え鍼でアプローチする事とした。

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施術回数・頻度・期間

週1回の施術で、3回目頃から低気圧による不調は改善した。また症状を繰り返さないよう週1回の治療を3ヶ月継続し、ほとんど症状が出なくなったため、その後は月1〜2回体調管理のために通って頂いている。漢方は最初の3ヶ月煎じ薬を服用頂き、その後は量を減らして粉で服用して頂いている。

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施術後のケア

気圧頭痛や気圧変化で不調が出やすい方のための、耳のマッサージを日常的に(特に低気圧が来る前や不調が出そうな時に)して頂いている。

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