はりきゅう那須院の施術例

逆子 33週
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婦人科
-
女性
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30代
2020-05-14
病院での診断
30週の検診で逆子と指摘された。
これまでの経過
第二子妊娠中。
30週の検診で逆子と診断された。毎日、逆子体操をしているが正常に戻らない。
第一子も横位だったが、自然と35週で正常に戻った。
今回、戻らなかった場合、帝王切開手術を受けることになるが、手術は絶対に避けたいので鍼灸を受けることにした。
怖がりなので、鍼施術ももちろん怖く勇気が必要だったが、手術の恐怖に比べたらマシなのでがんばりたい。とのこと。
その他の症状
・尿が近く、膀胱がキューンと痛い感覚がある。
30週の検診で逆子と診断された。毎日、逆子体操をしているが正常に戻らない。
第一子も横位だったが、自然と35週で正常に戻った。
今回、戻らなかった場合、帝王切開手術を受けることになるが、手術は絶対に避けたいので鍼灸を受けることにした。
怖がりなので、鍼施術ももちろん怖く勇気が必要だったが、手術の恐怖に比べたらマシなのでがんばりたい。とのこと。
その他の症状
・尿が近く、膀胱がキューンと痛い感覚がある。
鍼灸院としての診断
腹部を確認すると、右の季肋部に頭部と思われる塊に触れた。
そちらに触れると嫌な感覚があるとのこと。
左のヘソ横は押すと痛みがある。
腹部全体的にパンと張った感じがある。
下腹部および足先が冷えている。
お腹全体を柔らかくし、それから硬さや痛み、冷えがあるところを改善していく。
そちらに触れると嫌な感覚があるとのこと。
左のヘソ横は押すと痛みがある。
腹部全体的にパンと張った感じがある。
下腹部および足先が冷えている。
お腹全体を柔らかくし、それから硬さや痛み、冷えがあるところを改善していく。
治療方針
妊婦の施術において必須なのは、
・お腹にハリやお灸は行わないこと
・妊娠後期はうつ伏せはできないので、全て仰向けか横向けで行うこと
このケースに関わらず、逆子の施術では、お腹全体の張った感覚を柔らかくする必要がある。
それから固い部分にピンポイントで働きかけるツボに、鍼とお灸を行う。
お腹が柔らかくなれば、お腹が暖かくなり、赤ちゃんが動きやすくなるためである。
鍼もお灸も初めて、とても怖がりでいらっしゃったので、緊張をほぐすため一緒に深呼吸をするなど、お客様の様子を注視しながらゆっくりと施術をすすめる必要がある。
・お腹にハリやお灸は行わないこと
・妊娠後期はうつ伏せはできないので、全て仰向けか横向けで行うこと
このケースに関わらず、逆子の施術では、お腹全体の張った感覚を柔らかくする必要がある。
それから固い部分にピンポイントで働きかけるツボに、鍼とお灸を行う。
お腹が柔らかくなれば、お腹が暖かくなり、赤ちゃんが動きやすくなるためである。
鍼もお灸も初めて、とても怖がりでいらっしゃったので、緊張をほぐすため一緒に深呼吸をするなど、お客様の様子を注視しながらゆっくりと施術をすすめる必要がある。
治療内容
【1回目】
★整体
お腹全体を柔らかくするために、腰回り、骨盤周りの緊張を緩和する。
軽いストレッチのような、妊婦のお母さんにも赤ちゃんにもやさしい整体を行う。
★鍼(はり)とお灸
固い部分(右季肋部、左ヘソ横)
冷えのある部分(下腹部)に働きかける、手足のツボ
使用したツボ
・三陰交 左右(足首)
・合谷 左(手)
・曲池 左(ひじ)
・曲泉 右(ひざ)
・至陰 左右(足の小指)
早期改善には、自宅でのお灸でのケアが必須なので、レクチャーして1回目の施術を終える。
【2回目】
胎動の位置が変わったとのこと。
これまではヘソ周辺に感じていたが、施術翌日からはヘソより上に変わった。
尿の近さが改善され、キューンという感覚もなくなった。
前回と同様の施術を行う。
【3回目(35週検診の前日)】
前回施術の翌日から、下腹部にしゃっくりを感じる。
胎動も上のほうになった。
仰向けで寝た時の苦しさも楽になった。
逆子が正常の位置になおったように感じるとのこと。
腹部の状態を確認させていただくと、お腹が丸くなり、柔らかさもでている。
念のため、前回と同様の施術を行う。
翌日の検診で、逆子から頭位に戻っていることを確認できた。
★整体
お腹全体を柔らかくするために、腰回り、骨盤周りの緊張を緩和する。
軽いストレッチのような、妊婦のお母さんにも赤ちゃんにもやさしい整体を行う。
★鍼(はり)とお灸
固い部分(右季肋部、左ヘソ横)
冷えのある部分(下腹部)に働きかける、手足のツボ
使用したツボ
・三陰交 左右(足首)
・合谷 左(手)
・曲池 左(ひじ)
・曲泉 右(ひざ)
・至陰 左右(足の小指)
早期改善には、自宅でのお灸でのケアが必須なので、レクチャーして1回目の施術を終える。
【2回目】
胎動の位置が変わったとのこと。
これまではヘソ周辺に感じていたが、施術翌日からはヘソより上に変わった。
尿の近さが改善され、キューンという感覚もなくなった。
前回と同様の施術を行う。
【3回目(35週検診の前日)】
前回施術の翌日から、下腹部にしゃっくりを感じる。
胎動も上のほうになった。
仰向けで寝た時の苦しさも楽になった。
逆子が正常の位置になおったように感じるとのこと。
腹部の状態を確認させていただくと、お腹が丸くなり、柔らかさもでている。
念のため、前回と同様の施術を行う。
翌日の検診で、逆子から頭位に戻っていることを確認できた。
施術回数・頻度・期間
来院頻度 1週間に2回
総施術回数 3回
総施術回数 3回
施術後のケア
逆子の早期改善には自宅でのお灸が欠かせないので、レクチャーして施術を終わる。
指導したツボ
・三陰交
・至陰
・合谷
指導したツボ
・三陰交
・至陰
・合谷