- はり灸
当院の標準施術で全身治療になります。
問診等で詳しく症状をお聴きしてから、東洋医学的に証(西洋医学では病名)を立て治療を行います。
脈やお腹、舌等必要な身体の情報を得て、五臓六腑の状態を調えて、その症状の軽減、改善等の変化を図ります。
根本治療を行うことで、その症状の改善や、その症状が出にくい身体作りが目指せます。
治療は、身体を巡る経絡(けいらく)というラインに対し、その経絡上にあるツボなどを刺激して身体の変化をおこします。
肩が痛ければ、肩に鍼を刺すというやり方ではなく、遠隔で痛みなどの症状を変化させていく手法です。
使用する鍼は、根本を補う(本治)ために身体に一番なじみが良く影響が出やすい『金の鍼』を使用し、症状に対しては(標治)ステンレスの鍼を使用します。
痛みはほぼないやり方で、鍼自体も髪の毛より細いものを使用しています。
また、お灸は肌に直接据えるもぐさで、一つ一つ丁寧に捻って必要な場所に必要な壮数をおこないます。
もぐさの品質は最上級のもので、非常に熱が柔らかく香りのよいものを使用しております。
全身に鍼や灸を行い、都度脈の状態等で変化を確認して症状の安定を行っていきます。
治療中や治療後すぐに即時変化を感じたり、治療後数日中に時間的変化を感じたりする状態が見られます。
症状によって、改善傾向に値する時間は様々です。
また、個々で元々持っている身体の素因(遺伝情報等)でも治療の変化に差が生じます。
急性期、慢性期でも違いがあります。
体質改善、根本的に症状を改善するには、定期的に施術を受け、身体に刺激を入れることで、徐々に変化していくことに繋がります。刺激の記憶を忘れない期間に施術うけることが、安定的な身体を作ることになります。
効率的に症状の変化と改善を望む場合は、最初短い期間に施術を再度行い(一週間に1~2回)、徐々に期間を開けていく(2週間に1回~3週間に1回)という状態をおすすめしています。(※あくまでも目安であり、個々で違いはあります。)
- 美容はり
当院では、お顔にある症状の多くは、身体の中の問題が影響していると考えておりますので、必ずお身体の調整を行ってから、お顔の状態を調える施術を行います。
浮腫みやくすみ、ニキビ・吹き出物、赤ら顔、毛穴の開き、瞼の重たさ、たるみ、クマ等
御身体の状態に合わせ鍼の使用部位を分け、鍼の太さなどで刺激量を変えて、繊細な目の周りは特に慎重に施術を行います。
- 井穴刺絡療法
井穴刺絡療法・井穴刺絡学は、医学博士、故・浅見鉄男先生が東洋医学や良導絡の約40年の臨床研究から確立させた治療法です。
井穴(手足の末端にあるツボ)より針で点状出血させ、自律神経及び体性神経の異常亢進を抑制して生体のバランスを維持させます。痛み、動きの悪さ、呼吸器など様々な症状のお悩みに対応。即時変化は8割とされます。
- 吸い玉療法
※オプションメニューにつき、単体での受付は控えさせていただきます。
血流の滞っている部分(瘀血)に吸い玉を行い、血流を促進させ代謝を良くします。血行を良くしたい方にお勧めです。背部の他、臀部や足にも可能です。
ストレスや運動不足、冷えや偏食、生活リズムの乱れ等の要因から瘀血の状態が生まれやすいです。
【瘀血による症状の一例】
・頭痛
・肩こり
・手足末端の冷え
・肌のしみ、しわ、くすみ、吹き出物
・関節や筋肉通
・イライラ
・物忘れ
・思考力低下
・生理痛、子宮筋腫、子宮内膜症
・更年期症状
・慢性便秘
・高血圧
・高脂血症、動脈硬化
・糖尿病
・胃潰瘍
・痔
・狭心症
・脳梗塞、脳出血等々
『万病一元血液の汚れから生ず』
東洋医学では、血液を汚すことにより、様々な症状が出現し、病気に繋がるとされています。
身体の中の状態を良くすることは、健康寿命を延ばし、楽しく毎日を過ごすことに繋がると考えます。
吸い玉が必要な状態の方には、ご提案をする場合がございます。
※吸い玉療法に不向きまたは、禁忌の方
・出血傾向のある方(ワーファリン系服薬中の方)
・血友病、紫斑病、白血病、糖尿病
・皮膚に高度浮腫がある方
・妊娠中
・血管や心臓に持病のある方
・外傷、骨折など
・全身性貧血の方
・極度に疲労し、弱っている方等々
- 初診料(問診料)
施術前問診は、当院が一番重要視している大切な情報をお聴きする時間です。
施術をするにあたり、その症状がどのような身体の状態から起きているのかを的確に知ることで、適切な施術を提供できます。
東洋医学的な観点から、状態把握して、ご説明させていただきます。
※症状により、時間に差が生じます。
※問診の内容によっては、コースの変更をご提案する場合があります。