鍼灸指圧自然堂

日本では年間に鍼灸（はりきゅう）を受けられる方が、人口の約4％という統計があります。マッサージや整体などには気軽にかかることができても、鍼灸院を受診されるのはまだまだ敷居が高いようです。

鍼灸に興味はあるけれど「痛いんでしょ？…」「怪しい、、。」「どんなことをするのか不安で…」というご意見も多々ありますので、少しでもその不安や疑問が解消されればと思います。「しんきゅうコンパス」さんの他の情報ページやコラムにも鍼灸の適応症や効果についての情報が詳しく書かれていますので参考になるかと思います。鍼灸の方法にはいろいろなスタイルがありますが、基本的なメカニズムは同じような内容になります。

当治療院にはお子さんから90歳代の方まで、老若男女いろいろな方にご利用いただいております。中には親子三代（もうすぐ4代かも）に渡って治療に来られている方もおられます。鍼灸は決して特別なものではなく、食事をしたり、運動をするような日常の延長線上にあるものです。東洋医学の考え方は飲食や生活の過ごし方といった養生法・生活術としてもすぐれています。

■◆■【鍼灸指圧自然堂の特徴】■◆■

１．臨床経験２６年の鍼灸師が施術いたします
どのようなジャンルでも1年生よりも5年、10年と経験を積むことでスキルが上がります。何でも1回で治せるようなゴッドハンドになれるかどうかは疑問ですが、予後（治療の経過）が読めるようになり失敗が少なくなります。「悪くしない」ということも施術の上でとても大切なことです。

２．アクセスがよい
小田急線祖師ヶ谷大蔵駅から徒歩2分の好立地。1階ですので階段の上がり下りがありません。腰や膝が痛いときは階段の昇降はつらいですよね。駅からも近いので、千歳船橋や経堂、成城学園前、喜多見、狛江などからも通いやすいです。新宿からは各駅停車で22分です。

３．古典的な鍼灸の考えかたを基本としています
鍼を打つということはどこでも同じかもしれませんが、どのような理由で鍼灸を施すかはさまざまです。

私たちの体表や内臓、諸器官は経絡（けいらく）がネットワークのように巡っており、エネルギーが絶え間なく流れていると考えられています。痛みやからだの不調はこの流れが滞る状態、「気血の滞り」にあるとしています。そこで、変動している経絡や経穴（つぼ）に鍼や灸を施して流れを整えるわけです。それを疏通経絡（そうつうけいらく）といいます。

例えば肩こりの場合、肩や首の凝っている筋肉に鍼を刺すこともありますが、お腹や背中の緊張を緩めたり、手足の経穴（けいけつ）に鍼灸を施すことで、肩こりが楽になることもあります。局所だけでなく、全体を診て施術するところが特徴かもしれません。

なんとなくだるい、よく眠れない、やる気がでない、手足が冷える、イライラや不安感、頭が重い、お腹の調子が良くないなどの症状で医療機関を受診したけれど特に異常がないといわれた経験はありませんか？
鍼灸で経絡を疏通し私たちの本来持っている治る力、自然治癒力を高めることで慢性的な症状やこのような不定愁訴も改善されると考えています。

４．最新の筋膜（ファシア）理論を取り入れています
筋肉や筋膜などの軟部組織が原因で【痛みやしびれ】を引き起こす筋膜性疼痛症候群には、動作分析やエコー観察を行い鍼療法を行います。罹患筋が視覚的に探れますので、即効性があります。筋膜リリースやトリガーポイント鍼療法、アナトミートレインなど従来の古典的鍼灸とは異なったアプローチを採用することで治療効果を上げています。

５．プライベートな空間で、心身共にリラックスできます
隣のクライアントさんの話し声が気になったり、施術者が変わったりすると落ち着かないですよね。
ストレスフルな現代人はからだの緊張だけでなく、こころや感情も凝り固まっています。からだが緩むとこころが軽くなり、気持ちが楽になるとからだも軽くなります。こころや感情の葛藤やブロックを解放することも大切なことです。カウンセリングルームのように他の人に会話が聞かれることもありません。１時間ほどのセッションは施術だけでなく、気づきの時間でもあるのです。

日本に鍼灸が伝来して約1500年の歴史があります。現在は西洋医学が医療の主流ですが、代替療法（オルタナティブ・メディスン）として鍼灸療法は日本や中国だけでなく世界中で注目され支持されています。是非、鍼灸の世界を体験してください！