伝統鍼灸 楓庵の施術例

潰瘍性大腸炎

2021-12-15

病院での診断

潰瘍性大腸炎

これまでの経過

16歳 高校1年生 男子。
高校入試を終えて春休み中に
1日10回も排便(下痢・下血)を発症。
消化器内科にて内視鏡検査の結果、
潰瘍性大腸炎と診断を受け
薬を服用して様子をみるも下痢と下血改善せず。
63kgあった体重も52kgまで減少してしまう。
服薬に不安を感じて施術依頼を受ける。

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鍼灸院としての診断

気滞血瘀と下焦の弱り

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治療方針

活血化瘀と脾腎の扶正

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治療内容

・初診
施術後は特に変化なし。
排便の回数と便の質感を中心に見てもらい、
体の変調を追っていく。
(以後、週1回ペース)

・2診〜5診
施術回数を重ねていく度に排便の回数が
10回/日→8回→5回→3回と落ち着いて来た。
血便も大分量が減って
体重も56kgくらいまで戻ってくる。

・6診〜10診
この頃、排便の回数は2回/日に落ち着き、
血便もなくなってきた。
症状が落ち着いて体重も60kgに戻って来たので
2週1回に間隔を空けていく。

・その後
運動すると便意を催していため運動を控えていたが、
便意がマシになってきたので体育ができるようになり
放課後にアルバイトができるぐらい体力も戻ってきた。

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施術回数・頻度・期間

・施術回数
定期的な施術は10診

・頻度
週1回ペース

・期間
約2ヶ月半

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施術後のケア

施術期間中も散歩など軽い運動してもらうよう指導

詳しい経過は
当院のHPの"症例集"に
イラスト付きで掲載されております。

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