伝統鍼灸 楓庵の施術例

尋常性乾癬

2025-08-31

病院での診断

尋常性乾癬

これまでの経過

乾癬が出始めたのが成人してからで
長年ステロイド治療で症状を抑えていたが
このままでは良くないと思い、
脱ステロイドすると乾癬が酷くなってきた。
特に両脚の乾癬が酷く、
就寝中や入浴後に猛烈に痒くなる。
痒くて起きてしまう為、
睡眠が満足に摂れていない。
根本的な改善を求め院に来院される。

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鍼灸院としての診断

湿熱と気滞血瘀

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治療方針

活血化瘀

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治療内容

・初診
尋常性乾癬を発症して
長年ステロイドで抑えてきたが
今後のことを考え脱ステロイドすると
症状が酷くなってきた。
患部は首や胸や腕にもあるが、
両脚の乾癬が一番酷い状態にある。
主に両下肢に乾癬があり
夜中と入浴後に痒みがある。
(日中は痒みも何もない)

(詳しい問診事項は割愛します。)

四診にて、
湿熱と気滞血瘀同時に混在しているが
気滞血瘀が深い位置にある為
これを先に駆逐していく。
施術後は体がポカポカして
スッキリされていた。
症状が安定するまで
しばらく週1回ペースで診させて頂く。


・7診(前回施術から1週間後)
両脚の赤みが大分引いて来て
ピンク色になってくる。
また痒みもマシになり
入浴後や夜間の痒みもマシ。


・12診(前回施術から11日後)
脚の痒みは消失。
患部の色も大分薄まってきた。
コンスタントに診ていたが
調子が良くなってきたのと
今後は仕事も忙しくなるようなので
間隔を空けながら
メンテナンスで診ていく。

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施術回数・頻度・期間

・施術回数
12診

・頻度
約週1回

・期間
約2カ月

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施術後のケア

詳しい経過は
当院のHPの"症例集"に
イラスト付きで掲載されております。

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