伝統鍼灸 楓庵の施術例

変形性股関節症

2025-07-08

病院での診断

変形性股関節症

これまでの経過

仕事柄、よく動き回るのだが
昔から疲れが溜まってくると
左股関節に痛みが出てくる傾向があり、
静養すると改善していた。
ただ、最近は休んでも股関節の痛みが引かず
ずっと痛いまま動き回って仕事をしているので、
痛みがさらに酷くなってきた。
整形外科で変形性股関節症と診断を受け、
薬を処方されるが以前より過敏性腸症候群もあり
薬を使わずに改善したい
という要望の下施術依頼を頂く。

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鍼灸院としての診断

脾胃虚弱

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治療方針

健脾益気

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治療内容

・初診
患部は左股関節の外側で
仕事で疲れが溜まってくると
痛みが酷くなり、歩くのも辛い状態。
以前は一晩休めば回復していたが
最近は寝ても疲れが抜けず
痛みも回復しないまま過ごしていたので
痛みのきつさが増してきた。
整形外科で変形性股関節症と診断を受け
痛み止めの薬を服用するが
もともと過敏性腸症候群もあり、
薬の服薬に抵抗があり
今回施術の相談を受ける。
他にも腰痛や肩凝りも
併せて診て欲しいとのこと。 


(詳しい問診事項は割愛します。)


四診より、
脾胃虚弱と診立て施術。
特に脾気虚が深いのでこれを
重点に補気していく。
施術中からリラックスして
よく眠れたようで
帰りにはスッキリされていた。
お仕事が多忙なようなので
週1回ペースで診ていく。

・5診(前回施術から1週間後)
週1回ペースでコツコツ診ていき
5診目には股関節の痛み⓪になり
歩いても痛み出ないようになる。
他の肩凝り、腰痛や
過敏性腸症候群による便秘や下痢も
回を重ねる毎に改善してゆき、
調子良く過ごせるようになる。

経過良好なので、
今後はメンテナンスで
間隔を空けて診させてもらう。

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施術回数・頻度・期間

・施術回数
5診

・頻度
週1回ペース

・期間
約1カ月

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施術後のケア

詳しい経過は
当院のHPの"症例集"に
イラスト付きで掲載されております。

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