伝統鍼灸 楓庵の施術例

辺縁前置胎盤

2025-07-04

病院での診断

辺縁前置胎盤

これまでの経過

妊娠28週で辺縁前置胎盤と診断され
ネットで検索され院に来院される。
妊娠中はずっと吐き気があり、
妊娠後期の現在も悪阻がきつい。
他にも頭痛や肩こり、
寝付けず睡眠も浅い日が続いている。
慢性胃炎や逆流性食道炎もあり
妊娠中、ずっと体調不良が続いていた。

続きを見る

鍼灸院としての診断

脾胃虚弱

続きを見る

治療方針

健脾益気

続きを見る

治療内容

・初診
辺縁前置胎盤と診断を受けたのは
妊娠28週で、来院されたのが29週。
前置胎盤による自覚症状はないが、
悪阻が妊娠してからずっと続いて、
吐き気、頭痛、肩こりが辛い。
胃の調子も良くなく、
慢性胃炎と逆流性食道炎もある。


(詳しい問診事項は割愛します。)


四診にて、
脾胃虚弱と診立て施術。
施術直後はスッキリされていた。
3日後に検診があるようなので、
次回その経過を伺う。


・2診(前回施術から4日後)
妊娠30週になり検診を受けるも
胎盤の位置は変わらず。
ただ、初診の施術後吐き気が治まり、
よく眠れるようになって
体調は良くなってきた。
次回の検診が都合により
3週間後になるようだが、
そこに合わせて施術を重ねていく。


・7診(前回施術から1週間後)
週1回ペースで診ており、
吐き気や頭痛は治まり
調子良く過ごされていた。

妊娠33週の検診を受け
内子宮口と胎盤の位置が
20mm以上離れていたことを確認。
(詳しい数値は教えてくれなかったとのこと)
経腟分娩可能と診断を受け、
帝王切開の予定は組まず
出産予定日までそのまま経過を
診ていくことになった。

目標達成した為、
今回で定期的な施術終了。

続きを見る

施術回数・頻度・期間

・施術回数
7診

・頻度
週1回

・期間
約1カ月半

続きを見る

施術後のケア

詳しい経過は
当院のHPの"症例集"に
イラスト付きで掲載されております。

続きを見る