伝統鍼灸 楓庵の施術例

霰粒腫

2025-06-13

病院での診断

霰粒腫

これまでの経過

2024年✗月に
右上眼瞼に出来物ができ眼科で診てもらった所、
霰粒腫と診断を受ける。
3〜4月前にも右上眼瞼に霰粒腫を発症し、
切開手術をしたが今回はまた同じ場所に再発した。
手術では根本的な改善に至らないと思い、当院に相談頂く。

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鍼灸院としての診断

気滞血瘀

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治療方針

活血化瘀

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治療内容

・初診
患部は右上眼瞼の外側で、
赤くポコッと腫れてあがっている。
右眼の下にも霰粒腫あるようだが、
右上眼瞼のような腫れはない。
眼科で目薬を処方されたが
自覚的な効き目はなく、
瞬きをする度に上眼瞼が痛いので
右目を閉じている状態がラク。

もともと目は充血しやすく
目が患いやすい。
手術では根本的な改善にならない
と思い、当院に施術依頼頂く。


(詳しい問診事項は割愛します。)


四診より気滞血瘀と診立て施術。
施術中から体がポカポカと温まってきて
施術終わって帰る頃は
霰粒腫の腫れはそのままだったが、
目が開きやすく、
視界がクリアになっていたとのこと。
手応えはあったので
次回、また来週に診させて頂く。


・2診(前回施術から1週間後)
右上眼瞼の腫れが引き
⑩→⑥ほどになる。
赤みも引いてきており
瞬きをしても痛みはマシ。
眼瞼の赤みと腫れが引いてきたが、
両鎖骨付近が一時赤くなる。
(痒みも何もない)
また、甘食を好んでいたが
ここ1週間は甘食を食べなくても
平気になってきたとのこと。

身体が変わってきているので
これらの変化も問題なしと診て
引き続き活血化瘀を施す。



・6診(前回施術から13日後)
回数を追う毎に腫れは引いてきて
5診~6診の間は約2週間 間隔を空けたが
悪化せず過ごせていた。
腫れは①程度残っているが、
瞬きしても痛みなく、
眼瞼以外にも肌の調子が良くなってきて
本人は経過に満足されていた為、
今回を以て定期的な施術は終了とした。

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施術回数・頻度・期間

・施術回数
6診

・頻度
週1回〜2週に1回

・期間
約2ヶ月

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施術後のケア

詳しい経過は
当院のHPの"症例集"に
イラスト付きで掲載されております。

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