伝統鍼灸 楓庵の施術例

パニック障害・過敏性腸症候群

2025-06-12

病院での診断

パニック障害・過敏性腸症候群

これまでの経過

約2年前から不安感が酷く、
動悸が頻繁に起こるようになり
頭痛や吐き気もあり、深く眠れなくなり
常に背部の悪寒が拭えず寒がりになる。
心療内科で睡眠導入剤と安定剤を処方されるが
本質的な改善の兆しがなく、
お腹も壊すようになり1日5回以上排便するようになって
過敏性腸症候群と診断を受ける。
服薬に不安を感じるようになり当院に施術依頼される。

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鍼灸院としての診断

気血両虚

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治療方針

気血両補

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治療内容

・初診
現在ある症状で一番辛いのは
不安感のため外に出るのが億劫な事と、
過敏性腸症候群によるお腹の不調で
外出先で便意を催さないかの不安も重なって、
パニック発作に見舞われること。

他にも体調が優れない時は
様々な症状が出るがここでは割愛します。


(詳しい問診事項は割愛します。)


四診より気血両虚と診立て施術。
施術中から背部がよく温もり
全身がリラックスしてくる。
下焦の虚も埋めていく必要があるが
まずは気血両補し
臓腑の動向に注視していく。



・7診(前回施術から1週間後)
週1回ペースで通院され約1カ月経過。
施術を重ねる毎に不安感が軽くなり、
最近はパニック発作が無くなる。

過敏性腸症候群で1日に何回も排便していたが
1日1回でまとまった便が出るようになる。

家の事情で関東方面へ新幹線で移動し
外泊することが多かったみたいだが、
外出時の不安感や排便の不安、
新幹線移動での不安感もなく
普通に過ごせるようになる。
今後も関東方面へ移動する機会があるようだが
外出や排便の不安感がなく
体調も良さそうなので今回を以て施術終了し、
今後はたまにメンテナンスで診させて頂く。

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施術回数・頻度・期間

・施術回数
7診

・頻度
週1回

・期間
約1カ月

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施術後のケア

詳しい経過は
当院のHPの"症例集"に
イラスト付きで掲載されております。

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