伝統鍼灸 楓庵の施術例

麦粒腫(ものもらい)

2024-11-12

病院での診断

麦粒腫(ものもらい)

これまでの経過

10日前から上瞼が腫れ、右目がかすみ、
目ヤニが出て目が充血してきた。
眼科で麦粒腫(ものもらい)と診断を受け
点眼薬を処方され1週間使用するが改善せず。
仕事に支障をきたしてきたので
本質的な改善を求め来院される。

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鍼灸院としての診断

脾気虚

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治療方針

健脾益気

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治療内容

・初診
患部は右上瞼の腫れと右目。
眼科で処方してもらった
抗菌剤入りの点眼薬を1週間使用しているが
腫れと赤みが引かない。
なかなか引かないため、
デスクワークの仕事中も視界が霞んで
仕事が捗らなくなってきた。

最近、仕事で残業が多く
帰るのが遅くなるので晩御飯を食べるのも
23時頃になっているとのこと。


(詳しい問診事項は割愛します。)


四診より、脾気虚と診立て施術。
施術中から瞼がドクドクと得気を感じ
施術後は少し瞼が開きやすくなっていた。
病自体は浅そうだが、
脾を中心に正気の弱りがあるので
麦粒腫が長期化している可能性があり。
詰めて診て早期の改善を試みたいが
仕事の都合上、1週間後しか来れないので
次回は1週間後に診させて頂く。



・2診(前回施術から1週間後)
施術後から日に日に改善し、
瞼の腫れや充血がよく引いてきた。
点眼薬も使っていたが、
既に2~3日前には使用しなくなったそう。
調子が良くなったので
今回を以て施術を終了する。

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施術回数・頻度・期間

・施術回数
2診

・頻度
なし

・期間
1週間

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施術後のケア

詳しい経過は
当院のHPの"症例集"に
イラスト付きで掲載されております。

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