伝統鍼灸 楓庵の施術例

咳嗽・喘鳴

2024-11-05

病院での診断

咳嗽・喘鳴

これまでの経過

2024年×月、咳が止まらなくなり
病院でコロナの検査を受けるも陰性。
喘息ではないが、気管支拡張剤を処方され
毎日服用するも咳治まらず。
咳を我慢すると余計に長時間咳き込んでしまい、
普段の息遣いもヒューヒューと喘鳴するようになってしまう。
職場で咳き込んでいると肩身が狭い思いをして
精神的に辛くなってきた。
薬での改善が見込めない為、
根本的な改善を求め当院に来院される。

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鍼灸院としての診断

気滞血瘀

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治療方針

活血化瘀

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治療内容

・初診
咳が出始めたのはここ2週間。
ゲホゲホ!と痰が絡む咳で
痰の色は透明~白、
ひどい時は黄色~緑色の痰が出る。
気管支拡張剤を使用しているが
症状は一向に変わらず。

また、咳が出始めた頃に
右太淵穴付近にガングリオンのような
出来物ができたとのこと。

咳が出始めた背景に
仕事上でのトラブルが相次ぎ
多忙な日々を過ごしていたよう。


(詳しい問診事項は割愛します。)


四診より脾胃の弱りや気滞を確認するが、
裏にある血瘀を駆逐していく必要がある。
正気の弱りはさほど深くはないので
活血化瘀を施す。
施術中から息が深くなり
喘鳴が落ち着いてきた。
安定するまで週2回ペースで診ていき
整ってきたら間隔を空けていく。



・6診(前回施術から4日後)
週1~2回ペースで通院され約1カ月で
咳と喘鳴が出なくなって
職場でも咳き込むことがなくなった。

また、右太淵のガングリオンも
みるみる小さくなっていった。

調子が良いが、
咳・喘鳴以外にも不調があるようなので
主訴をそれらに切り替え診ていく。

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施術回数・頻度・期間

・施術回数
6診

・頻度
週2回

・期間
約1カ月

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施術後のケア

詳しい経過は
当院のHPの"症例集"に
イラスト付きで掲載されております。

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