こも池鍼灸院の施術例

婦人科

逆子治療

2023.10.06

病院での診断

32週目で逆子と診断される。現在34週目で逆子のまま。

治療方針

逆子の原因は、血流状態に異常があるために起こると考えられています。
血流状態が悪いと子宮が冷えてしまいます。
子宮が冷えるとあかちゃんも寒くなってしまいます。
そのため、お腹の中のあかちゃんは温かいところを求めてお母さんの心臓付近の血液がたくさんあって温かい場所を目指して頭を移動していきます。
逆子が問題なのは、出産時に足から出てくることになるために途中で手が引っかかったりして難産になるリスクがあるため、帝王切開で出産することになります。そのため産道を通ることで得られる免疫が獲得できなくなります。
診断から、この患者さんの場合は血流状態が悪くなっているのは胃の働きが良くないからと判断しました。
胃の不調を回復させることで血流状態が改善して冷えない子宮環境が作られて、その結果逆子が治ると判断しました。

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治療内容

逆子を治す代表的なツボに至陰と三陰交があります。
その二つのツボに加えて胃の働きを整えるツボに刺さない針とお灸をしました。
特にお灸をする際は患者さんの熱さの感じ方を見ながら調整をして行いました。
2回目の施術時は35週目で週数的に難しい時期でしたが無事に逆子が治りました。

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施術回数・頻度・期間

2回

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