きむら鍼灸の施術例

婦人科

妊娠希望

2020.08.13

病院での診断

年齢的な理由から体外受精を提案

これまでの経過

既往歴:片頭痛
出産歴:なし
流産歴:あり
現病歴:結婚して11年。
3年前に自然妊娠するも流産。その後体外受精施設で体外受精を行う。採卵1回、移植3回(いずれも胚盤胞移植)行うが妊娠陰性。
自分に何かできるかをネットで調べて、当院へ来院した。

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鍼灸院としての診断

これまでの治療経過や検査結果を拝見して、特に婦人科的な原因や検査で異常がなくても、年齢的なことから良い卵子に出会えてないと考えた。

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治療方針

当院の特徴である鍼灸SL併用療法にて、育卵鍼灸(卵巣の血流改善を図り、栄養が届きやすくなるようにする)をメインで行い、移植時には着床サポート鍼灸(子宮の血流改善を図り、子宮内膜の肥厚させる)ことを行った。

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治療内容

鍼灸治療では片頭痛があったことから肩こり、そして腰痛などに対しては随時行った。学会発表や論文で卵巣血流改善の報告がある方法を用いて、下腿と骨盤周囲に低周波通電療法を行った。
SLは交感神経抑制を目的として星状神経節照射、腹部は卵巣や子宮に向けて照射を行った。

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施術回数・頻度・期間

週1回の頻度で、29回の鍼灸治療を行った。

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施術後のケア

ストレスをためない、発散させることを目的に、自分の趣味ややりたいことはやってもらうようにした。その他ヨガを行っていた。

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