登美ヶ丘治療院の施術例

目

眼の下の「クマ」

2020.04.15

病院での診断

受診なし

これまでの経過

1ヶ月程前から、両目の下のクマが気になる。
仕事は事務職で、パソコンを凝視することも多く、眼精疲労も感じている。

パートタイムではあるものの、週6日働いているので疲れも溜まっている。更に、職場ではストレスも感じている。

随伴症状として、肩凝り・頭痛も感じている。

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鍼灸院としての診断

中医学的にみると、五臓の肝の働き(=血を巡らせる働き)がストレスによって、滞っている状態。【肝鬱気滞】

デスクワークによる姿勢維持とパソコン作業による眼の酷使も血流の停滞が起こりやすい原因となっている。

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治療方針

今回の方の場合は、血行不良によるクマ(*)なので、ストレス緩和・血行改善をメインに治療。
(*外見的所見では、色素沈着もなく、目の下のたるみも目立っていませんでした。)

手足の経穴(ツボ)を用いて、肝の働きを整え、気血の流れを改善させることで、全身調整をする。
顔面にも、局所治療として美容用の鍼を用いる。

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治療内容

治療時間:60分(初回のみ問診が含まれる為、90分)

うつ伏せにて~
全身の血流UPの為に、推拿(中医学式マッサージ)。

仰向けにて~
足の経穴(ツボ):太衝・三陰交
手の経穴(ツボ):合谷    …にそれぞれ0.18㎜の鍼を使用。

眼の周りの経穴(ツボ):攅竹・球后・魚腰・四白・太陽…等に美容用の鍼0.10㎜の鍼を使用。

15分置鍼の後、顔面に翡翠ローラー・顔マッサージ。

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施術回数・頻度・期間

治療回数:6回(4回目辺りから効果を大きく実感)。

頻度:1週間に1度。

期間:1ヶ月半。

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施術後のケア

デスクワークによる肩首への疲労をできるだけ溜めすぎないように、半月に1回の治療をメンテナンスとして継続。

眼を酷使したと感じる日には、蒸しタオルなどで眼の温めをお勧め。

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