登美ヶ丘治療院の施術例

腰

原因不明。突然の腰の痛み…。

2020.04.12

病院での診断

受診なし

これまでの経過

昼食を済ませて、ソファに座ってゆっくりとしていると、じわじわと腰に痛みが出始めた。

数時間すると、何か支えにしなければ歩行し辛く、立ち上がることも数分間かかるような状態に。

元々、慢性的な腰の張り感はあったが、椎間板ヘルニアや坐骨神経痛などの既往歴はない。
特に、強い衝撃が腰に加わった等の原因はない様子。

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鍼灸院としての診断

季節が春先で、寒暖差が大きい日が続いていた。
ご本人様には自覚は無かったが、腰部から下肢に冷えの所見あり。

元々慢性に硬い腰の筋肉が、冷えて一層固くなっていた。
その状態で、柔らかいソファに腰かけたことで、ストレートバック(背骨が真っ直ぐ)の状態になり腰部の筋肉に負担がかかったことで、筋繊維に損傷が起こり、炎症を引き起こした。

*中医学的弁証(タイプ分け):寒邪阻滞の急性腰痛。

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治療方針

冷えに対して…
→遠赤外線・ホットパックなどで患部を温めることによって、血流改善。

硬くなって損傷した筋肉に対して…
→鍼通電療法で筋肉を弛緩させて、痛みを緩和し、さらに血流改善によって組織回復を促す。

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治療内容

*治療時間:各60分*

初回
患部をしっかりとホットパックと遠赤外線で温める。
腰部の硬くなった筋肉に対して、0.18㎜の鍼を16本刺鍼。
刺鍼した鍼に低周波治療器で通電。1ヶ所5分ごと×3か所。
鍼の感覚が残らないように腰部中心にマッサージ。

2回目
初回の翌日来院。痛み4割軽減。
前日同様の治療。

3回目
2回目から、2日後。
動きでの痛みは感じない。張り感が少し残る程度まで回復。
前回・前々回治療同様+腰部ストレッチ追加。

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施術回数・頻度・期間

痛みを改善するまでに全3回。
(急性期の為、できるだけ期間は詰めて治療を行いました。)

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施術後のケア

・セルフケアでの、ストレッチ方法の指導。

・慢性的な腰の張りに対する治療継続し、再発予防。(半月に1回程度。)

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