ふくぎ鍼灸院の施術例

学校に行こうとすると症状が悪化する下痢型IBS

2020-12-02

病院での診断

過敏性腸症候群

これまでの経過

中学1年生の頃から教師に怒られる頻度が増え、そのストレスから下痢をするようになった。下痢になると腹痛もあり、1時間はトイレから出られない。日に何度も下痢するため、一日6時間ほどトイレにいることもある。このため高校への通学が難しく、学校の近くまで行くと症状が悪化するため、授業を受けられない。

大学病院で行ったカプセル内視鏡や血液検査で異常はなかったため、過敏性腸症候群(IBS)と診断。複数に病院に通院中で、様々な薬を試したが下痢に変化はない。2カ月前から気持ちの上がり下がりが激しくなったため、心療内科を受診。処方された薬を飲むと精神的に安定する。カウンセリングも受けているが効果はよくわからない。

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治療方針

お腹の筋肉全体が硬く、これが下痢や腹痛と関係があると考えた。まずは全体の硬さを緩め、一番原因となっている部位を特定することを施術方針とした。

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治療内容

手と足のツボに鍼をすると、下腹部を中心に全体の硬さが緩んだ。施術後は腹痛が緩和し、トイレにこもる時間が30分と短くなった。
同様の施術を3回行うと、腹痛は減弱。トイレにこもる時間は長くて1日90分ほどと短縮された。
4回目の通院時に腰痛の訴えがあったため、手のツボを追加し腰痛はその場で減弱した。会話の中で部活にすぐ戻れるように腹筋運動をしていることが分かった。腹筋運動は症状を悪化させる可能性があるため中止するように伝えた。
4回目の施術後、急激に腹痛下痢が消失したため、5日後に登校。週末にあった部活の外泊でも問題なかった。
その後、通院間隔を徐々に伸ばしても症状が悪化しないため、通院を終了した。

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