コスモ治療院の施術例

首

頚椎ヘルニアと手指の痺れ

2020.02.04

病院での診断

頚椎ヘルニア(Ⅽ5/Ⅽ6)

これまでの経過

もともと首・肩こりが酷く、2年前位から手指の痺れが発現した。
病院で検査したところ、Ⅽ5/Ⅽ6頚椎ヘルニアと診断を受けた。
右側の手指に頚椎ヘルニアの痺れの症状が出ている。
ヘルニア切除の手術を望んだが、医師から手術をするほどではないと進言された。
手指の痺れがだんだん悪化し、仕事に集中できず、心身共に疲弊してしまっている。

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鍼灸院としての診断

職場での業務が長時間座ってのPC作業がほとんどであり、頚椎がストレートネック、姿勢が前傾傾向にある。
頸椎にかなりの負担がかかっている為、頸椎周囲の筋への負担大きく、頸椎ヘルニアの神経根症状の悪化させてしまっていると考える。






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治療方針

頚椎ヘルニアの症状を悪化させてしまっている要因の1つである、頚周囲の筋緊張の緩和を図る。
筋緊張を緩和させる事により、頸椎を正常な位置へ戻し、神経根への余計な負担を軽減させる。また神経への炎症を抑える事も目的
とする。

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治療内容

頚椎ヘルニアの原因箇所、C5/Ⅽ6周囲の筋緊張箇所と、Ⅽ5/Ⅽ6椎間関節周囲への刺鍼。
また肩~背~腰の筋緊張も強いので、同時に刺鍼を行っていく。
鍼は低周波鍼通電を行い、鎮痛効果も狙う。

初回治療後は、症状の改善がかなり見られた。
回数を重ねる毎に症状が軽くなるのではなく、
症状が良くなる日、悪くなる日を繰り返しながら症状の緩和が見られた。

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施術回数・頻度・期間

施術回数:12回
頻度:1回/週
期間:3ヶ月

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施術後のケア

頸椎ヘルニアという事が、頸椎に負担がかかる様な動作やスポーツは避ける様にさせた。
頸椎周囲の血液循環を良好にさせる為に、頸椎を温める事を薦めた。
熱めのシャワーや、ドライヤーの熱、ストールやマフラーを巻く事で頸周りを温める。
姿勢改善で頸椎への負担を減らす為、腹筋背筋、下肢のトレーニングなどを薦めた。

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