- 鍼灸 全身治療
じっくりと身体の根本から体調を調えたいかたにおすすめです。週一回のペースで一か月ほど続けられると体調の変化が実感できると思います。
当院では東洋医学にもとづいた古典鍼灸治療を行っております。
経絡治療と呼ばれる流派で、ツボに浅いはりをし、ツボの流れをよくすることで身体のバランスを調え、症状を緩和していきます。
□施術時の服装□
主にひじから先・ひざから下のツボを使うため、Tシャツと短パンやジャージなどゆったりした服装をご準備下さい。肩こりのある方は、襟ぐりの広い服をご準備下さい。服を持ってきて施術前に着替えることも可能です。
□施術の流れ□
まず仰向けに寝て頂き脈とお腹をみて、証を立て施術するツボをきめます。はりとお灸をして全身の気血の流れを調整し、体調を調えます。
はりは髪の毛よりも細く、鍼管という管にいれて刺入するためほとんど痛みは感じません。またごく浅く刺す流派ですのではりによる痛みやしびれはほとんどありません。冷えの強い方には透熱灸という方法でお灸をします。ヨモギから作られたもぐさを捻って米粒大にし、ツボのうえに直接載せて火をつけます。最後まで燃やすと熱いのですが、熱さを感じないように鍼灸師が指で火力を調節しながら消火していきます。
ふわっとした心地よい温かさで大変気持ちがよいお灸です。お灸のあともほとんど残りません。
希望される方にはおうちでのお灸方法もご説明します。
その後、うつ伏せになって頂きます。
ご高齢の方や術後の方、肩や腰に痛みがありうつ伏せになれない方は横向きでも可能です。
ごく浅くはりを頸から肩腰、足にかけて置いていきます。最後に仰向けになり、頸の指圧と顔の刺さないはりを行います。
- 小児はり
生後二か月の赤ちゃんから小学校入学までのお子さんが対象です。年齢によって施術時間は異なりますが、子どもの身体は非常に敏感であるため5分~10分ほどです。
刺さない、皮膚を撫でさするはりでやさしく刺激します。夜泣きやキーキー言う小児神経症(カン虫)、夜尿症に効果的です。
初めてのお子さんは緊張するため、日を置かず3回続けて来て頂きます。
- 乳房マッサージ
産後の乳腺炎などのトラブルに。乳房のしこりや発赤をそのままにしておくと乳腺炎となり、高熱が出る場合があります。温かい手で、痛くなく優しい手技で乳房をマッサージします。足の冷えがあると、上半身の血流が悪くなり母乳の出が悪くなるため母乳トラブルが増えます。冷え取りの方法やセルフマッサージなども丁寧にお教え致します。
鍼灸治療との併用も可能です。
- お灸教室
3名~5名で申し込み頂ければお灸教室を実施します。
自分の気になる症状やつらい症状をお聞きし、ツボを決めた後皮膚に水性ペンで印をつけ、台座灸を用いお灸を体験して頂きます。
喘息など呼吸器疾患のある方には煙の出ないお灸もありますのでご相談下さい。
発熱や風邪気味のときはお灸できませんので、当日までに体調を調えてお越しください。