トキの森鍼灸院の施術例
突発性難聴後の耳鳴りと難聴に対する鍼灸施術―頚部・胸部アプローチによる段階的改善例
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頭
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首
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耳
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胸
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肩
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腰
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女性
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40代
2026-04-13
病院での診断
突発性難聴(慢性期)
これまでの経過
突発性難聴後から耳鳴りが持続し、特に静かな場所や特定の姿勢で音が強く感じられる。
また、首や肩のこり、腕の痛み、ふらつきも伴い、日常生活に支障を感じている。
2024年12月に発症し入院加療。退院後は聴力が一部回復するも耳鳴りが残存。
施術開始当初は聴力の改善は乏しく、耳鳴りも持続していた。
施術を継続する中で、
・耳鳴りの音量が減少
・音の質が変化(低音→高音へ)
・「反響する感じ」など性質の変化
がみられるようになった。
途中、頚腕症状(首〜腕の痛み)や腰部症状の悪化もあり、それに伴い耳鳴りが増悪する時期もあった。
後期になると
・静かな環境では耳鳴りが軽減
・姿勢や筋緊張で変動する傾向
が明確となり、筋肉由来の影響が強く疑われた。
最終的には耳鳴りの軽減がみられる場面も増えたが、完全消失には至らず、患者の満足度としては十分ではない可能性があり、通院中断となった。
また、首や肩のこり、腕の痛み、ふらつきも伴い、日常生活に支障を感じている。
2024年12月に発症し入院加療。退院後は聴力が一部回復するも耳鳴りが残存。
施術開始当初は聴力の改善は乏しく、耳鳴りも持続していた。
施術を継続する中で、
・耳鳴りの音量が減少
・音の質が変化(低音→高音へ)
・「反響する感じ」など性質の変化
がみられるようになった。
途中、頚腕症状(首〜腕の痛み)や腰部症状の悪化もあり、それに伴い耳鳴りが増悪する時期もあった。
後期になると
・静かな環境では耳鳴りが軽減
・姿勢や筋緊張で変動する傾向
が明確となり、筋肉由来の影響が強く疑われた。
最終的には耳鳴りの軽減がみられる場面も増えたが、完全消失には至らず、患者の満足度としては十分ではない可能性があり、通院中断となった。
鍼灸院としての診断
・腎虚:加齢や慢性化に伴う回復力低下
・気血の巡りの滞り
・頚部〜胸郭の筋緊張による耳周囲の機能障害
・耳管機能異常の関与(耳の圧調整機能の不調)
・反響音型耳鳴り(外部音が耳内で増幅される状態)
・気血の巡りの滞り
・頚部〜胸郭の筋緊張による耳周囲の機能障害
・耳管機能異常の関与(耳の圧調整機能の不調)
・反響音型耳鳴り(外部音が耳内で増幅される状態)
治療方針
・腎の機能を補い、回復力を高める
・頚部・胸部・腰部の筋緊張を緩和し、全身のバランスを整える
・耳周囲の血流と神経機能の改善
・自律神経(リラックスと緊張のバランス)の調整
・耳管機能の改善を目的とした顔面部へのアプローチ
・頚部・胸部・腰部の筋緊張を緩和し、全身のバランスを整える
・耳周囲の血流と神経機能の改善
・自律神経(リラックスと緊張のバランス)の調整
・耳管機能の改善を目的とした顔面部へのアプローチ
治療内容
初期は頚部中心の施術を行い、耳周囲の血流改善と筋緊張の緩和を図った。
中期以降、以下のように段階的に内容を調整:
・頚部(胸鎖乳突筋、斜角筋など)への低周波鍼通電療法
・背部・腰部(多裂筋、腸腰筋)へのアプローチ
→姿勢や体幹の影響による耳鳴り増悪を考慮
・胸部(小胸筋、大胸筋)への施術
→呼吸や胸郭の動き改善を目的
・後頭部(風池・天柱など)への施術
→自律神経と血流改善
・顔面部・耳周囲(聴宮、下関など)への施術
→耳管機能や局所循環の改善
・アレルギー体質を考慮した施術
→耳閉感出現時に対応
経過の中で
・筋緊張が軽減すると耳鳴りが減少
・姿勢や動作で変化する耳鳴りに対応し施術部位を調整
することで、より効果的なアプローチへ移行した。
本症例では、耳鳴りが単なる耳の問題ではなく、
首・胸・姿勢・筋緊張と強く関連していることが示唆された。
特に、
・筋肉の状態で耳鳴りが変化する
・施術直後に軽減する
といった特徴から、機能的(可逆的)な要素が大きいタイプと考えられる。
一方で、慢性化した突発性難聴後の症状であるため、
完全な消失には時間を要し、患者の期待とのギャップも課題となった。
中期以降、以下のように段階的に内容を調整:
・頚部(胸鎖乳突筋、斜角筋など)への低周波鍼通電療法
・背部・腰部(多裂筋、腸腰筋)へのアプローチ
→姿勢や体幹の影響による耳鳴り増悪を考慮
・胸部(小胸筋、大胸筋)への施術
→呼吸や胸郭の動き改善を目的
・後頭部(風池・天柱など)への施術
→自律神経と血流改善
・顔面部・耳周囲(聴宮、下関など)への施術
→耳管機能や局所循環の改善
・アレルギー体質を考慮した施術
→耳閉感出現時に対応
経過の中で
・筋緊張が軽減すると耳鳴りが減少
・姿勢や動作で変化する耳鳴りに対応し施術部位を調整
することで、より効果的なアプローチへ移行した。
本症例では、耳鳴りが単なる耳の問題ではなく、
首・胸・姿勢・筋緊張と強く関連していることが示唆された。
特に、
・筋肉の状態で耳鳴りが変化する
・施術直後に軽減する
といった特徴から、機能的(可逆的)な要素が大きいタイプと考えられる。
一方で、慢性化した突発性難聴後の症状であるため、
完全な消失には時間を要し、患者の期待とのギャップも課題となった。
施術回数・頻度・期間
・初期:週1回
・中期:症状に応じて継続
・後期:2~3週間に1回へ移行提案
約9か月間、計30回施術
・中期:症状に応じて継続
・後期:2~3週間に1回へ移行提案
約9か月間、計30回施術
施術後のケア
・首や胸のセルフマッサージ指導
・バスタオル枕などによる頚部負担軽減
・騒音環境の回避
・ストレッチ指導(首・胸・股関節)
・耳周囲のツボ刺激セルフケア
・バスタオル枕などによる頚部負担軽減
・騒音環境の回避
・ストレッチ指導(首・胸・股関節)
・耳周囲のツボ刺激セルフケア