鍼灸 陽和堂の施術例

腹痛

2025-07-09

病院での診断

病院には行ったが、診断がつかなかった、とのこと。

これまでの経過

4日前に朝起きたら腹痛があり、痛みの感じ方は重だるい・絞られる・刺すような痛みであり、不定期に強くなる。
病院では大腸検査、超音波検査、血液検査をしたが何も異常はみられなかった。
薬は飲んでも痛みはマシになるが痛い。特に夜は痛くて3日間眠れなかった。
昨日の夜、臭いの強い下痢をしたら、お腹の痛みは少し良くなったが、食べると痛い。お腹は空くので、常温のゼリー飲料だと痛みはマシなため、摂取しているとのこと。
思い当たる原因は、前の日の夕方にアイスを食べたとのこと。
また、食べると腹痛が増悪するが、お腹の痛む部位はお臍の左下辺りであるとのこと。

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鍼灸院としての診断

東洋医学の病因は、外因(外邪:風・寒・湿・燥・寒・火)と内因(七情不和[怒・喜・思・悲・憂・恐・驚]・労倦・房事・外傷)がありますので、これらがどのように関わっているか、過去から現在までの生活状況、特に腹痛が起こる前の数カ月~数週間を確認しました。
そしてその後、問診で得た情報と、お身体の状態どのようになっているのか、舌・脈を確認し、また手・足・お腹・背中にある重要なツボの確認しました。
問診では、過去に遡り、仕事のこと、スクールのことで七情不和があったことを確認しました。情志が伸びやかでないと、東洋医学の視点から肝と脾の働きが悪くなるので、七情不和による腹痛と判断しました。

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治療方針

東洋医学の証としては、肝気鬱結による腹痛と考え、治療方針は疏肝理気としました。
情緒による身体の疲れから、アイスを食べたとこで、普段なら何でもないアイスの冷えが痛みを及ぼしたきっかけと考えました。現在はアイスの冷えによる痛みではないので、身体の疲れをとるような処置をしました。

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治療内容

初回
足に鍼を1本、2mm程度刺入し15分置鍼しました。
刺した深さは2㎜。使用した鍼は、ステンレス鍼、直径0.18㎜、長さ10㎜。
15分後、お臍の左下辺りの痛みは軽減したとのこと。

2回目(3日後)
前回の治療後、うどんを食べたが痛くなった。本日の昼ご飯にうどんを食べたが、痛みはなかったとのこと。
お臍の左下辺りの痛みはまだ少しあるとのこと。
前回と違うところの足に鍼を1本、、2mm程度刺入し20分置鍼しました。
20分後、お腹の痛みはなくなったとのこと。

痛みがあるようでしたら、またいらしてください、と伝え治療終了。

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施術後のケア

麺類が好きでよく食べるとのことです。
今回のうどんは小麦であり、薬膳から考えると、小麦は熱を取る作用があるので、温める作用のあるを伝えて、その食材と一緒に食べることをおすすめしました。

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