みよし鍼灸治療院の施術例

頭

頭痛

2023.08.19

病院での診断

偏頭痛と緊張性頭痛の合併

これまでの経過

仕事が出来なくなるくらいの頭痛があり、頭痛専門外来で診察を受ける。偏頭痛と緊張性頭痛の合併と診断される。痛み止めを処方されるが薬を飲み続けることに抵抗があるとのことでした。

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鍼灸院としての診断

首のコリが顕著にみられました。それに伴い脈診でも血の流れの滞りが感じられました。また腰と下肢の左右の緊張差が強く、脚長差がみられ仰向けで右足が4センチほど短くなっていました。

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治療方針

まずは腰と下肢の緊張を取り除くことで身体全体の筋バランスを整える。続いて首の緊張を取り除くことで血流の改善を図ることが出来ると考えました。

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治療内容

脚長差を起こしている筋肉を鍼で緩める
頭痛の根本的な原因と考えられる首の凝りを緩める
東洋医学の考えでは瘀血(オケツ)と言われる血行不良の反応をツボを使い解消していく
この3点をベースとしました。
施術後は脚長差がなくなり、身体が軽くなったとの事でした。

2度目の施術の際に、初回の施術以降頭痛はなく薬も1度も飲まずに済んでいるとお話いただきました。
2度目も同じ方針で施術をさせていただきました。

この患者様に限らす、頭痛、血圧、動悸、めまいなど首のコリは万病の元だと再認識させていただいた症例でした。

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施術回数・頻度・期間

施術回数は2度。2度目の施術は3週間後でした。

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施術後のケア

職場の環境が原因で身体の歪みを出していることが初回の問診で確認できましたのでまめに姿勢を変えるなどの工夫をお願いしました。
また低血圧ということで血流が滞りがやすく、瘀血(オケツ)の原因になるという考えをお伝えしました。
体質改善も視野に入れて通院されるとの事でしたので2、3週間に1度での通院を提案させていただきました。

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