みよし鍼灸治療院の施術例

腰

脊柱菅狭窄症

2023.02.24

病院での診断

脊柱菅狭窄症

これまでの経過

病院で脊柱菅狭窄症と診断され5年ほど経過、オペについて検討されるが年齢がまだ若い事を理由に実施されていない。ブロック注射で治療を続けてきたとのこと。今回は紹介で藁にもすがる思いで来院されたとのことでした。歩行5分位から腰、両殿部、両足に痺れと痛みが出て歩けなくなる。

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鍼灸院としての診断

元々、すべり症と診断されていたことも問診で聞いていたのですべり症にアプローチ、肛門付近の痺れには陰部神経が関係している可能性を考えました。脊柱菅狭窄症に関しては両側性に症状が出ている脊柱菅狭窄症は悪化すると膀胱直腸障害、治りにくいなどが考えられた。

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治療方針

○お身体のベースを上げる必要性を説明しながら手足のツボに施術
○すべり症で落ち込んだ椎骨間に多壮灸
○陰部神経にアプローチするために横向きで殿部に深めの鍼を置鍼
これをセットで施術する方針とした。

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治療内容

○お身体のベースを上げるツボには20分の置鍼をさせていただき脈状の変化を確認。
○陰部神経にアプローチする鍼を施灸する間に置鍼。
○椎骨間のお灸を30壮を目安に施灸。
○腸腰筋のストレッチも途中から追加。
今回の施術内容はお灸、鍼と共に刺激の強いアプローチになりましたが患者様が全く問題なく受け入れてくださりました。

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施術回数・頻度・期間

最初の1ヶ月は週に2回のペースで2ヶ月目から週に1回のペースで通院されました。7回目の施術時に痛みが右9左1に変化。御本人は変化を前向きに捉えている様子。12回目、初診から1ヶ月半で痺れがなくなる。お正月に昨年は歩けなかった三宮駅から生田神社まで歩けたと報告を受ける。また以前していた少林寺の見学に行かれるなど前向きになられる。15回目の時点で諸事情あり一段落されています。

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施術後のケア

ご本人が体重の増加、アルコールが原因と分析され自覚していたこと柔軟体操、筋トレなど積極的だったこともありケアに関しては、患者様の考えに同調させていただくようにしました。

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