藤が丘名倉堂鍼灸接骨院の施術例

肩

多岐にわたる痛み、コリ、張り感

2022.10.22

これまでの経過

現病歴
⇒もともと偏頭痛、気象病、生理痛がある。
痛みがひどい時は薬に頼ることで、日常生活をする。
 仕事柄重いものを運んだり、狭い場所で長時間作業することも多いため筋肉疲労が蓄積している。

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鍼灸院としての診断

姿勢を分析すると重心が前と左に傾き、『猫背・巻き肩』傾向であることがわかった。

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治療方針

①仕事柄狭い空間での作業を長時間やってきたことにより、姿勢が崩れ(骨格の歪み)、通常の姿勢維持では使わなくてよい筋肉(アウターマッスル)に負担をかけてしまっていることや、重いものを運んだりすることでアウターマッスルへの負荷が通常よりも多い。
⇒骨格の歪みは『骨盤矯正/背骨矯正』
⇒アウターマッスルの負担は『筋肉調整/運動療法』

②姿勢が崩れたことによって、通常立ったり座ったりで使われるインナーマッスル(腸腰筋)が使われなくなり、筋力低下に繋がります。このインナーマッスルは骨格を支えているので、筋力低下があると支えがぐらつくため、骨格の歪みが再発します。
⇒インナーマッスルの筋力低下は『EMS』

③1.猫背により、前に倒れないよう抗重力筋に常時に負荷がかかってしまうこと。
2.気象病は気圧の変化に耳のセンサーが敏感に反応することで頭痛や首こり・肩こりが発生する。
  3.生理痛は子宮収縮を促すプロスタグランジンという物質が過剰に子宮内に出ることで、子宮内膜と血液を必要以上の力で押し出してしまうことで発生します。
1~3を放置することで自律神経やホルモンバランスが乱れ・睡眠の質が下がり寝ても朝疲れが取れないなど症状が出てきます。
⇒自律神経の乱れや深層筋のコリは『鍼』『灸』

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治療内容

1~6回目
⇒筋肉調整と背骨・骨盤矯正をして、骨格の歪みと筋硬結を処置していきました。

7回目~
⇒EMS治療を追加で取り入れインナーマッスルを鍛え、骨格の歪みを抑えつつ、正しい身体の使い方も指導

8回目~
⇒鍼治療を追加して、自律神経を調えつつ睡眠の質を高め、深層筋を緩めること、気象病・偏頭痛に対して処置していきました。

23回目~
⇒灸治療を追加して腹圧を高めること。陰陽のバランスをとることで生理痛などにもアプローチをかけました。

今は31回(3ヵ月半)治療が終わって、痛みはかなり落ち着いた。今は仕事がハードで忙しいため、また回復<損傷の方がウエイトが高くなってきてしまっているが、お伝えしているケア方法を実践しつつ生活してもらっている。

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施術回数・頻度・期間

週2回、3ヶ月半過ぎた状態

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施術後のケア

家でやれるケア⇒耳の循環をよくするため、耳もみ体操
        使いすぎて熱がたまる所はアイシングで熱を抜く
        自律神経を調え、骨レベルで変えられるエクササイズ

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