あゆ鍼灸治療院 女性と子ども専門はりきゅうの施術例

全身

長年の不眠・中途覚醒

2023.02.12

病院での診断

不眠剤の処方

これまでの経過

10年以来の中途覚醒で悩まされてる。病院からの睡眠薬は飲みたくないので半分だけ飲むようにして入眠はできるが、夜中の2時~3時頃に目が覚める。再び寝ることはできず朝を待つ日々が続いている。サプリなど試してみたが効き目はなく鍼灸を希望。4ヶ月の鍼灸施術をつづけ5時間ほど眠れるようになる。たまに続けて7時間寝られる。

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鍼灸院としての診断

不安感も強い女性なので、頭で色々考える内に熱くなって眠れなくなっていると考えます。

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治療方針

消化器の状態も弱く、胃の辺りのお腹と皮膚も硬い。冷たいものや刺身を食べた次の日は便が柔らかいなど、まずは身体の中心の温めを集中させる。足先が冷え、頭が熱いことから、気(エネルギー)を中心へ、頭から余分な熱を追い出すような施術をする。

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治療内容

お腹のコリをとる鍼をしたあと、経絡治療をして全身のエネルギーのバランスを整える。エネルギーが作られるのはお腹です。特に高齢者は足や手の末端の鍼灸よりは体幹の施術を中心に行います。
最後に頭から熱を逃がす施術を週に一回を4ヶ月おこないました。
まだ毎日7時間寝れているわけではないので、これからも継続して治療を続けてゆきます。
ご本人は鍼灸を始めて何回目からか断捨離を開始しました。そこで昔買った養生法の本を見つけ、ご自身で実践されています。ご本人の努力と私の二人三脚で不眠に取り組んでいます。最近はバランスボールを使って筋力トレーニングのご指導をさせていただきました。眠れないダメな自分という考えを改めて、何事も前向きに取り組むよう過されていて頭が下がります。

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