あゆ鍼灸治療院 女性と子ども専門はりきゅうの施術例

婦人科

不妊治療

2023.02.12

病院での診断

問題なし。人工授精を勧められる

これまでの経過

36歳一人目妊娠を希望。1年間クリニックの指導の元タイミング療法を続けて人工授精の開始を薦められた。それが時間や仕事の関係などでストレスとなり代替療法として鍼灸の施術と考え、女性鍼灸師で訪問鍼灸を探し当院を希望された。初期の頃は仕事の忙しさから首のコリと食欲不振・胃の不快感など様々な症状を発症。妊活の前にまずは体調をととのえてゆく治療方針とした。
クリニックの受診はひとまずお休みし、1⃣体温表はつけないこと②自分の身体を観察すること③食事内容に気をつけること、以上3つをお話して2週間に一度の施術を行い、妊活のプレッシャーよりも鍼灸を心地よく受けることにより身体がリラックスしてゆくのを実感していただく。
その間も食事内容、運動、呼吸法など生活の一部を交えながら和やかにお話をして4ヶ月目になる頃、自然妊娠となる。
ご本人いわく、排卵日や体温は考えず本当に自然に楽しくタイミングをとることが出来たとのこと。

続きを見る

鍼灸院としての診断

毎日が忙しく3度の食事も店のお惣菜などで済ませてしまうことが多いと思います。お店の食事は美味しいですがその分、油、砂糖、添加物などおいしさを追求したが上、内臓にとっては大変疲れる栄養となります。胃の不調・首コリ、鼻水などは身体からの悲鳴です。

続きを見る

治療方針

不妊治療は病気ではなく、妊娠しやすい身体になるための治療です。まずは今まで身体に培ってしまったデトックスを考え、時短簡単栄養満点のお食事をご提案しました。鍼灸では排泄力を高め呼吸を深く出来るような身体をめざし栄養が卵巣・子宮へ行き渡るような鍼灸施術をいたしました。

続きを見る

治療内容

次第に冷えも改善されつつ、精神的にも落ちつていらっしゃり、妊娠した時は「なんで?」とご本人も驚いていらっしゃいました。その後、マタニティ鍼灸を継続されています。便秘はありますが、浮腫はなく血圧も正常で出産が待ち遠しいと幸せな妊婦ライフを送られています。
妊活鍼灸の効果は血液が生まれ変わる4ヶ月を目安に気長に受けて欲しいです。妊活経験者の私の考えとして、焦れば焦るほど赤ちゃんは逃げます。「焦らないでも諦めない」で妊活をしていただきたいです。

続きを見る