あゆ鍼灸治療院　女性と子ども専門はりきゅうの施術例

婦人科
女性
30代

2022.04.20

病院での診断

問題なし。人工授精を勧められる

これまでの経過

ご年齢が30代の後半ということもあり、ご結婚当初からご自身でのタイミング療法をされていました。妊活1年を経過したころ、そろそろクリニックでの不妊治療をしなければならないかと考えながら、ふんぎりが付かず、他の方法を探されて当院へご連絡がありました。またお身体の状態が良くないのを見かねたご主人から鍼灸を勧められたそうです。初回より3ヶ月で妊娠されました。

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鍼灸院としての診断

冷え・胃部の不調とめまい・耳鳴り・イライラなどの症状が盛りだくさんのあり、体質的にとても敏感な方と判断しました。また性格的に周りに気を遣う女性ですので自律神経のバランスを崩しやすく多彩な症状がでていると考えました。

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治療方針

妊娠の前にまずは自律神経のバランスを整える施術を最優先にし、同時に妊活の為の生活指導を行う方針をとりました。まずは、鍼灸にて気持ちを整えることにより、妊活の焦りを和らげることを考えます。
実は一番難しいのが施術というより食事の改善です。何十年もやってきた習慣を変えるのは容易なことではないと思います。妊娠・出産・子育てを可能にする体力をつけるには食事が大切という意識をしていただき、母になる為の準備をしていただきます。

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治療内容

緊張感がつづきストレスがある方は呼吸が浅くなり血流も悪くなります。毎回行ったのは、刺さない鍼（てい鍼）にて肋骨を緩め呼吸をしやすくする施術です。それにより夜にしっかり眠り睡眠の質をあげ寝ている間に活発に働く成長ホルモンを促します。また冷えと胃部の不快感を改善するよう足にお灸をしました。冷えのある方はかかとがガサガサです。数回の施術により改善されたのをきっかけに本人も冷えの訴えが少なくなりました。また仙骨のツボにお灸をし子宮への血流を促します。少し熱めのお灸で「チリッ！」と感じてもらう程度がちょうど良いです。
同時に食事指導や私の妊活のお話などしながら回数を重ねるごとにリラックスされていきました。

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