伝統鍼灸 楓庵の施術例

妊娠中の腹部の張り(切迫早産の危険性)
-
婦人科
-
女性
-
40代
2022-03-28
病院での診断
切迫早産になる可能性あり
これまでの経過
現在妊娠31週。
子宮頸管が短く
切迫早産の可能性があると
診断を受け、家で安静にするよう
指示を受けるも、
安静にしていると
腹部の張りがきつい。
また、ずっと家にいると
食べ過ぎてしまうため、
お腹の張りが酷くなる。
切迫早産にならないよう
施術依頼を受ける。
子宮頸管が短く
切迫早産の可能性があると
診断を受け、家で安静にするよう
指示を受けるも、
安静にしていると
腹部の張りがきつい。
また、ずっと家にいると
食べ過ぎてしまうため、
お腹の張りが酷くなる。
切迫早産にならないよう
施術依頼を受ける。
鍼灸院としての診断
気滞血瘀、脾気の弱り
治療方針
行気活血
治療内容
・初診
医師から家で安静にするよう
指示を受けた時の
子宮頸管の長さが27mm。
長さ35mm以上は欲しいところで、
現在の子宮頸管の長さは33mmと
改善しているとのこと。
ただ、家で安静にしていると
下腹部の張りがきつくなりしんどい上に
何か甘いものを食べ過ぎてしまう傾向にあり、
さらにお腹の張りがきつくなる。
張り止めの薬を処方されるが
あまり効き目がない。
お腹の張りで下に下に圧迫されると
子宮頸管がまた短くなる感覚になる。
また、2年前に妊娠20週で
死産の経験をしている為、
今できることは何でもしておきたい
ということで
お腹の張りと過食の改善を目標に
体を診ていく。
施術後、体軽くなる。
お腹の張りがかなり緩み、スッキリした様子。
体調が安定し、正産期を迎えるまで
診させてもらう。
・2診
前回施術より4日後。
お腹の張りが治まり、
手足もポカポカして
大分スッキリした様子。
・3診
前回施術より2週間。
妊娠34週5日。
2週間間が空いてしまったため、
昨日に少し癇癪(1人の時に大声出して叫ぶ)
を起こしてしまったが、
お腹の張りや過食も落ち着いていた。
35週に入るタイミングで
婦人科で検診を受ける予定。
・その後
35週の検診の結果、
子宮頸管の長さが
40mmと大分改善されたので
早産の危険性は
回避できそうと報告を受ける。
正産期を迎えるので
一旦鍼灸施術は終了。
出産予定日を過ぎても
陣痛が来ない場合や、
産後しんどい場合は
また連絡頂くようお伝えする。
医師から家で安静にするよう
指示を受けた時の
子宮頸管の長さが27mm。
長さ35mm以上は欲しいところで、
現在の子宮頸管の長さは33mmと
改善しているとのこと。
ただ、家で安静にしていると
下腹部の張りがきつくなりしんどい上に
何か甘いものを食べ過ぎてしまう傾向にあり、
さらにお腹の張りがきつくなる。
張り止めの薬を処方されるが
あまり効き目がない。
お腹の張りで下に下に圧迫されると
子宮頸管がまた短くなる感覚になる。
また、2年前に妊娠20週で
死産の経験をしている為、
今できることは何でもしておきたい
ということで
お腹の張りと過食の改善を目標に
体を診ていく。
施術後、体軽くなる。
お腹の張りがかなり緩み、スッキリした様子。
体調が安定し、正産期を迎えるまで
診させてもらう。
・2診
前回施術より4日後。
お腹の張りが治まり、
手足もポカポカして
大分スッキリした様子。
・3診
前回施術より2週間。
妊娠34週5日。
2週間間が空いてしまったため、
昨日に少し癇癪(1人の時に大声出して叫ぶ)
を起こしてしまったが、
お腹の張りや過食も落ち着いていた。
35週に入るタイミングで
婦人科で検診を受ける予定。
・その後
35週の検診の結果、
子宮頸管の長さが
40mmと大分改善されたので
早産の危険性は
回避できそうと報告を受ける。
正産期を迎えるので
一旦鍼灸施術は終了。
出産予定日を過ぎても
陣痛が来ない場合や、
産後しんどい場合は
また連絡頂くようお伝えする。
施術回数・頻度・期間
・施術回数
3診
・頻度
1〜2週に1回
・期間
18日間
3診
・頻度
1〜2週に1回
・期間
18日間
施術後のケア
切迫早産は何とか回避できました。
安静にし過ぎると過食になって
お腹の張りがきつくなってしまうので
少しだけ散歩するよう指導しました。
詳しい経過は
当院のHPの"症例集"に
イラスト付きで掲載されております。
安静にし過ぎると過食になって
お腹の張りがきつくなってしまうので
少しだけ散歩するよう指導しました。
詳しい経過は
当院のHPの"症例集"に
イラスト付きで掲載されております。