伝統鍼灸 楓庵の施術例

坐骨神経痛

2022-03-28

病院での診断

坐骨神経痛

これまでの経過

62歳 男性 会社員。
60歳の時に定年退職。雇用形態を変え、会社に勤めている。
基本的にデスクワークであまり動くことはないが、
1年前から足腰の痛みが出てきた。
整形外科で坐骨神経痛と診断を受け、
痛み止めと湿布を処方されるも痛み引かず、
むしろ日毎に症状がきつくなってきた。
長距離歩けなくなり、5分ほど歩くと痛みで
前に進めず2〜3分休むと痛み和らぐ(間欠性跛行)
1年経っても整形外科の治療で良くならないため
鍼施術を依頼される。

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鍼灸院としての診断

陽明熱結
平素より飲酒や脂濃い食べ物を好み
陽明腑で湿邪が内停し、邪熱が結した状態

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治療方針

清熱解毒

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治療内容

・初診
鍼した直後から体が軽くなり歩きやすくなる。
しばらくは週1回ペースで通院してもらう。

・2診〜5診
施術後5日間は痛み⑩→③ほどで落ち着いている。
歩く時間も連続して10分ほど歩けるようになる。
10分歩くと痛みが⑤。休憩1分で回復。

・6診〜10診
痛みの質が変わり、筋肉痛のような痛みになり
表面的な痛み③になってきた。
15分歩行可能になり、痛み出ても③。
30秒ほど休めば回復。

・11診〜13診
痛みが消失し、表面的な違和感のみになる。
30分歩行可能。30分経っても違和感がある程度で
休憩なしでも大丈夫になってきた。

・その後
1ヶ月に1回ペースでメンテナンス中。

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施術回数・頻度・期間

・施術回数
13診

・頻度
週1回ペース

・期間
約3ヶ月

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施術後のケア

飲食不節にならぬよう注意しました。

詳しい経過は
当院のHPの"症例集"に
イラスト付きで掲載されております。

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