伝統鍼灸 楓庵の施術例

不妊症

2022-03-24

病院での診断

不妊症

これまでの経過

42歳 女性 専業主婦。
38歳で結婚し、結婚1年目は自然妊娠を希望するも
妊娠に至らず。
結婚2年目から婦人科へかかり、
人工授精を計9回試みるも着床まで至らず。
40歳になり、体外授精に移行し
2回目の移植で初めて着床したが
妊娠8週で胎芽が育ってなく稽留流産になる。
精神的なショックで妊活をストップし子どもを諦めるも、
42歳でどうしても子どもを諦められず再び妊活を始める。
ただ、また流産になるのは怖いので
本質的な体の改善を求め施術依頼される。

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鍼灸院としての診断

血瘀湿熱

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治療方針

活血化瘀、清熱解毒

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治療内容

・初診
施術後、体軽くなり気分もスッキリされる。
採卵が1ヶ月後に控えているのでそれまで
週2回ペースでなるべく詰めて来てもらう。

・2診〜8診
体調は良い。次週の採卵に向けて体調を調える。

・9診〜12診
卵子は8個採れて、受精卵は3個。
状態が良いため、そのまま新鮮胚移植する。
移植前後も続けて鍼施術しておくことで
着床できるよう調えていく。

・13診〜17診
妊娠検査薬にて陽性を確認。
婦人科でも着床していると認められる。
ただ、少しずつ出血があるので
引き続き週2回ペースで続けて診させてもらう。

・18診〜25診
出血は治った。着床出血だった模様。
婦人科の検診でも心拍確認できたが
どうやら双子のようだと診断を受ける。

・26診〜33診
以前、稽留流産した8週は越え、
無事胎児育って来ている。
この頃より悪阻がきつくなってきた。

・34診〜45診
悪阻も治り、何とか安定期に入った。
双子のためお腹の張りが大きいが無事育って来ている。

・その後
安定期から週1回ペースで診てゆき、
高齢出産と双子という状態だったので
帝王切開で男児2子を出産されました。

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施術回数・頻度・期間

・施術回数
58診

・頻度
週2回→週1回

・期間
約8ヶ月

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施術後のケア

詳しい経過は
当院のHPの"症例集"に
イラスト付きで掲載されております。

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