伝統鍼灸 楓庵の施術例

副鼻腔炎

2022-03-19

病院での診断

副鼻腔炎

これまでの経過

44歳 女性 自営業。
日中は立ち仕事で、夜は事務的な仕事のため
深夜まで起きていることが多く、
10年以上3〜4時間の睡眠しか摂れていないとのこと。
半年前から鼻から頭にかけての重く痛むようになる。
耳鼻科で診てもらうと副鼻腔炎の疑いと診断を受け
抗生物質を処方されるも、効果なし。
眉間〜頭部前面にかけて痛み、
仕事に集中できなくなってしまい
投薬での治療に不安を覚えて施術依頼を頂く。

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鍼灸院としての診断

腎気の弱りが肺気に影響。
陽明湿痰と気滞が重なって停滞している

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治療方針

気滞を散らしながら祛湿し、下焦で補腎

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治療内容

・初診
施術後、鼻がスッキリ抜ける感覚あり。
頭も同時にスッキリする。
週1回ペースで通院して頂く。

・2診〜5診
施術後は鼻スッキリするが、
3〜4日後には眉間と頭の痛みの症状が出てくる。
深夜まで起きている習慣を改めてもらい
0時前には寝てもらうよう指導する。

・6診〜10診
施術効果が伸びて来て、
施術後1週間はスッキリ過ごせるようになる。

・11診〜15診
頭の芯の方に痛みがあったが、
頭の表面的な痛みにニュアンスが変わって来た。

・16診〜20診
頭の表面的な痛みが右左と移動するようになる。

・21診〜25診
鼻よく通り、頭痛も消失して過ごせるようになる

・その後
調子が良いので月1回ペースに間隔を空け
現在も施術継続中です。

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施術回数・頻度・期間

・施術回数
25診

・頻度
週1回ペース

・期間
約6ヶ月

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施術後のケア

深夜まで起きないことをよくよく注意してもらいました。

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