伝統鍼灸 楓庵の施術例

【コロナ後遺症】味覚障害

2022-03-13

病院での診断

コロナ感染後の後遺症

これまでの経過

2022年某日
発熱無し。
のどのイガイガ感が主訴で
PCR検査するとコロナ陽性。
自宅療養となる。

その後、咳、痰の症状出現。

味覚障害について
コロナ発症してから、
・ご飯がおいしくない。
 (お腹はすくのでご飯は食べる。)
・醤油、ポン酢、梅干し、みそ汁など塩分はおいしい。
 酸味のあるリンゴはおいしい。
・コーヒーの苦みが強すぎておいしくない。
 コップ1/3飲んで飲むのをやめた。
・水道水を飲むとへんな甘さを感じる。
・甘いおやつの味がわからない。
 舌の縁がしびれた感じ、
 違和感が残っている。
・すき焼きを作る際に、味覚が良くないため、
味の濃いすき焼きを作ってしまった。


10日間自宅療養解除しても、症状は残存。

身体的な症状として
・身体の倦怠感
・足関節前面の転筋
・舌のザラザラした感覚

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鍼灸院としての診断

瘀血と脾胃の弱り

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治療方針

活血化瘀

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治療内容

・初診
施術直後は体スッキリする。

・2診
施術より1週間後。
身体の変化は施術より4日目にあり。

コーヒーが美味しいと感じるようになった。
コロナ感染前のような美味しい苦みになった。
同時に舌の違和感がほとんどなくなった。
水道水の変な甘みも感じなくなった。
おやつも甘みを感じて美味しくなった。

身体的な変化は
・倦怠感ラクになる。
・足関節前面の転筋マシ。
・舌のザラザラ感消失。

・3診
前回施術より1週間。
味覚はコロナ感染前の状態に戻り、
全快したとのこと。
舌の違和感も無くなり、
調子良く過ごされてました。

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施術回数・頻度・期間

施術回数
3診

・頻度
週1回

・期間
3週間

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施術後のケア

自宅療養で体力の低下が著しくあったため、
普段から運動するよう伝えました。

改善の仕方は個人差がありますが、
コロナの後遺症でも鍼灸で対応できます。

詳しい経過は
当院のHPの"症例集"に
イラスト付きで掲載されております。

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