伝統鍼灸 楓庵の施術例

バセドウ病

2021-12-16

病院での診断

バセドウ病

これまでの経過

35歳 女性 公務員。
病歴:
2歳 先天性股関節脱臼
10歳 慢性副鼻腔炎

バセドウ病は25歳の時に発症。
薬を服用し甲状腺の数値を抑えていたが、
30代に入ってからいつも飲んでいる薬の効きが辛くなり、
きつい薬に変わった。
甲状腺の数値上はマシになるものの、
半年も経つと効かなくなり、
だんだん薬の効き目が強い薬になることに
不安を感じる。
症状は体のだるさ、眼球突出、不眠、
ムーンフェイスなど。
根本的な改善に向けて施術依頼される。

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鍼灸院としての診断

肝腎陰虚

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治療方針

肝腎の陰分を扶け、陽気の亢進を落ち着かせる

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治療内容

・初診
施術後、少しクールダウンしたのか
施術前より口調が柔らかくなる。
しばらく週1回ペースの通院してもらう。

・2診〜10診
仕事が多忙だと気が高揚するところはあるが
継続して施術を受けて頂いてるおかげもあり、
睡眠が深くなってくる。

・11診〜15診
甲状腺の値は変わらずやや高めだが
薬の副作用であるムーンフェイスがマシになり、
体調面もしんどさが抜けてきた。

・16診〜25診
体調安定してきて、前回から3ヶ月後の血液検査でも
甲状腺ホルモンの値が落ち着いてきた。

・その後
大分安定してきたので、
週1回→2週1回→1ヶ月1回→
3ヶ月1回→6ヶ月1回→1年1回
と間隔を空けても問題なく過ごせるようになりました。

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施術回数・頻度・期間

・施術回数
定期的な通院25診

・頻度
週1回ペース

・期間
約6ヶ月

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施術後のケア

普段、車移動が多いため運動不足がみられた為
意図的に運動するよう指導しました。

詳しい経過は
当院のHPの"症例集"に
イラスト付きで掲載されております。

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