伝統鍼灸 楓庵の施術例

多汗症

2024-08-02

病院での診断

多汗症

これまでの経過

幼い頃から多汗症で、
手足や脇を中心に汗をかきやすい。
脇は一度手術をして汗の量はマシになっているが、
まだ少しきになる。
手足はベタベタ大量に出てくる。
足は足裏を中心に大粒の汗をかいており
滴り落ちる程の汗をかいている。

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鍼灸院としての診断

肝腎陰虚

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治療方針

滋補肝腎

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治療内容

・初診
幼少期から多汗症で、
×緊張 ×温まる ×水に触れる
×興奮 ×月経前・月経中
に増悪する傾向あり。

○就寝中 ○仕事中
は汗はマシとのことだが、
仕事中でも緊張すると
汗が止まらずボタボタ滴り落ちるほど
汗が出てくる。
精密機器を取り扱う仕事をしているので
手汗が酷いと仕事に集中できなくなる。


(詳しい問診事項は割愛します。)


四診より、肝腎陰虚と診立て施術。
施術前の切経時は
私の手がベタベタに濡れる程
全身に汗をかいていたが、
施術中から体の汗が引いてきて
特に足汗がよく引いていた。
手応えはあったので、
今後緊張しても大丈夫か?
などを観察してもらう。


・6診(前回施術から1週間後)
施術を始めて約1カ月(週1回ペース)で今回が6診目。
多汗は大分マシになり、
緊張するとやや汗かくが
汗の量が少なく、汗が引くのも早い。
日常生活で多汗で悩むことが減ってきた。

まだ春先で気温がそこまで高くない状況なので
多汗が良く落ち着いてきたが、
今後は夏を迎えるにあたり
気温が高くなってくるため、
暑くなっても手・足・脇に
汗が大量に出ないよう
体を整えていく必要あり。
(※汗を止めるのではなく、
全身に満遍なく汗がかけるようになれば
良い状態といえる。)

今後もメンテナンスで診ていきます。

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施術回数・頻度・期間

・施術回数
6回

・頻度
週1回

・期間
約1カ月

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施術後のケア

詳しい経過は
当院のHPの"症例集"に
イラスト付きで掲載されております。

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