痛みの治療院サラヴァ!の施術例

腰

ギックリ腰になり足がしびれる

2022.10.25

病院での診断

病院で椎間板ヘルニアと診断を受けた

これまでの経過

・2週間前、朝起きて洗顔時に腰を強く痛め、動けなくなった。左足にしびれも出てきた。
・整形外科にて腰椎椎間板ヘルニア(L4/5間)と診断され手術を勧められた。
・手術は避けたかったので、普段から通っている整骨院で鍼治療を勧められ、3回試してみたが効果が感じられなかった。

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鍼灸院としての診断

病院で椎間板ヘルニアによる腰痛・足のしびれと診断されていても、腰殿部の深層の筋肉の硬結や筋膜の癒着を治療することで改善が期待できると説明しました。

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治療方針

ヘルニアからくる腰痛と足のしびれの改善を図るため、腰部から股関節にかけて体幹の深部で身体を支えている「腸腰筋(大腰筋)」というインナーマッスルに鍼治療でアプローチすることで、ヘルニア周囲の圧力を下げ、症状の緩解を図る。
その為に通常より長い特別の鍼を使用する必要があることをを説明しました。

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治療内容

・当初は痛みが強かったので、なるべく痛みの出にくい体勢での施術を心がけました。
・「鍼治療」と「マッサージ」で背部と腹部の緊張を緩める。
・腰殿部の筋肉の硬結・筋膜の癒着に「トリガーポイント鍼治療」を行う。
特に、腰部のインナーマッスルである腸腰筋に対しては長い鍼を使用する。
・下肢に「鍼治療」「マッサージ」を行う。
・感覚が鈍くなっている左下腿に対して「お灸」で温熱刺激を入れ鈍った感覚を目覚めさせる。
・「キネシオテープ」を、腹部・腰部・殿部・左下腿に貼って痛みの緩和と筋肉の補強を行い、施術終了。

施術を重ね、痛みが緩和するに従い、「整体」「ストレッチ」を施術に加えて動きの範囲を広げることに努めました。

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施術回数・頻度・期間

90分の施術を6回 
痛みの強い最初の3回は3日おき、その後は1〜2週間おきに。

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施術後のケア

・寝る時は、横向きで痛い方を上にして少し丸くなり痛みやしびれが出にくい姿勢を取る。
・同じ姿勢を長時間続けない。
・筋力低下・筋肉の硬化・筋膜の癒着を防ぐため、動ける範囲で動いたほうが回復は早くなる。

○施術後の経過
初診日から2ヶ月経った現在、強い痛みはなくなり
日常生活はほぼ問題なくなったとのこと。
ただし、左足の感覚がまだ完全に戻っておらず歩行時に左足が上がりにくい感じがするとのこと。

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