痛みの治療院サラヴァ!の施術例

肩

首から肩が痛くて我慢していたら、腕や手にしびれが出てきた

2022.05.25

病院での診断

元々、整形外科で「脊柱側弯症」と診断を受けている。 今回の症状は「頸肩腕症候群」と診断を受けた。

これまでの経過

・以前、腰から足にも痛みがあり、その時は整形外科で「坐骨神経痛」と診断を受けた。
・ここ数ヶ月は肘や手首に痛みが出ることもあり、リウマチや手根管症候群を疑ったこともある。
・整形外科での痛み止め・筋弛緩剤、マッサージや整体、鍼灸にも行ってみたが、なかなか満足のいく効果が得られなかった。
・長時間座位での事務作業や冷えで症状が悪化する。

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鍼灸院としての診断

その時々で全身に様々な症状が出ているが、その場その場で不調の出ている箇所を部分的に治療するのではなく、きちんと計画を立て全身調整の治療をすることが必要と説明。
背骨は胸椎の上部から中部にかけて、右に逆Cの形で「側弯」がみられた。

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治療方針

痛みやしびれ・神経痛には「鍼治療」が即効性があり有効ですが、この方の場合、元々の症状である側弯症を改善する必要があることを説明しました。
「鍼治療」に加え、「整体」で全身の骨格の歪みを調整し、毎回背骨の歪みの改善度合いをチェックすること、さらに内臓下垂もみられたのでその治療も併せて行うことを提案しました。

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治療内容

【初回】
・痛みやしびれの直接の原因ととなっている「筋肉の硬結・筋膜の癒着」に対し、「トリガーポイント鍼治療」と「マッサージ」
・内臓下垂の改善のため「鍼灸」「マッサージ」「整体」
・側弯症の改善のために「整体」
・背部の緊張を緩和し、背骨に動きをつけるための「指圧」
・治療効果を維持するため背部を中心に「キネシオテーピング」
を行いました。
【2回目】
痛みやしびれ、背骨の歪みに、はっきりと改善がみられたので初回と同じ治療を行いました。
【3〜6回目】
3回目の来院時には、自覚症状は8割ほど改善。
側弯症を治し切るために同じ治療を続行し、背部の「お灸治療」も行い、免疫力の向上を図る。
【6回目来院時】
自覚症状はほとんどなく、背骨の歪みは胸椎が右に凸に出っ張っていたのが正常になったので治療を終了。経過観察。
【その後の経過】
最終治療後2ヶ月経った現在、日常の疲労は感じるが、以前のように痛みやしびれが出ることはなくなり、体調良好とのこと。

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施術回数・頻度・期間

・計6回
・1〜3回目は2週間ごと。その後は1ヶ月ごと。
・4ヶ月間

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施術後のケア

・就寝前に行う、体幹部のストレッチ法を指導しました。
・弱っていた体幹部のインナーマッスルを鍛えるエクササイズを指導しました。
・「キネシオテーピング」は、効果継続のため、2〜3日貼り続けること、皮膚がかぶれるようであれば、早めに剥がしてしっかり保湿をしておくようにお伝えしました。

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