訪問鍼灸院まんまる堂の施術例
立ち上がる時、歩く時にひざが痛む
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足
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膝
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女性
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70代以上
2020.10.12
病院での診断
両変形性ひざ関節症
これまでの経過
2年以上整形外科に通い、ヒアルロン酸注射を続けてきたが、全く効果が得られなかった。ケアマネージャーの紹介で訪問鍼灸を知り、利用を開始。開始2ヶ月で痛みが半分になり、開始5ヶ月目には立ち上がりの際の痛みはほぼ消失した。現在は20分以上の歩行で痛みを感じることがあるが、かなり生活が楽になった。訪問鍼灸は「これからも続けていきたい」と仰られている。
鍼灸院としての診断
ひざ関節や脊柱を支える筋力の低下に伴う内反変形。ひざ関節内側にかかるストレスが増したことによる、関節軟骨の損傷。
治療方針
鍼灸や徒手療法で筋肉の長さのアンバランス(マッスルインバランス)を整え、運動療法によって姿勢筋や関節を保護する筋肉を強化する。それによって、関節にかかるストレスを軽減させ、血行を促進することで痛みを緩和しつつ治癒力を高める。
治療内容
膝関節周囲、足部前面、臀部への鍼灸施術。
骨盤周囲の筋へのカウンターストレイン。
内転筋、多裂筋、広背筋、大腿四頭筋を中心に運動。
骨盤周囲の筋へのカウンターストレイン。
内転筋、多裂筋、広背筋、大腿四頭筋を中心に運動。
施術回数・頻度・期間
週2回。2ヶ月目に疼痛が半減。5ヶ月目にほぼ消失。長時間の歩行時のみ痛む。
2020年10月現在も、筋力低下による再発を防ぐため、運動療法を中心に週2回の施術を継続している。
2020年10月現在も、筋力低下による再発を防ぐため、運動療法を中心に週2回の施術を継続している。
施術後のケア
自宅でできる運動療法を指導。
筋肉の材料となるタンパク質の効果的な摂取法を指導。
筋肉の材料となるタンパク質の効果的な摂取法を指導。