はりねずみ鍼灸接骨院の施術例

メンタル

背中、肩甲骨から下の違和感

2020.11.30

病院での診断

むずむず病

これまでの経過

(仕事)デスクワーク、声を出す仕事
(既往歴)PMS、低音性難聴、網膜剥離
(経過)内科で判断不可→整形外科MRIの結果問題なし→神経内科でむずむず病と診断される。服用された薬はあったが変化なし。
(服用)ピル

2週間程前から肩甲骨内側の筋肉の凝りが強く感じはじめた。歩いていても、上半身が全く動いていない感覚でまるで足だけで歩いている様。今までに味わったことのない感覚だという。
夕方から夜にかけて症状悪化。
その他、転職をきっかけに落ち込みやすくなる。

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鍼灸院としての診断

(脈診)細、数、五臓「肝実・心やや浮」
(舌診)痩舌、紫舌
(腹診)心下痞硬、冷
(望診)色白、目のどんより感
その他、頭皮の浮腫

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治療方針

東洋医学的に、筋肉は肝に属すと言います。この方の場合、肝が非常に実していました。脈診、舌診からみても気血のめぐりが悪いことが分かります。東洋医学的に『気滞(きたい)』があると言えます。また、心下痞硬と心の脈浮の不安定なこともあった為、精神面のバランスも整えストレスを軽減させることが必要だと考えました。

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治療内容

1診目 気停の除去
2診目 心身の安定をはかる鍼灸
【⠀この時点で初めの症状は10→3⠀】
3診目 初めの症状はもうないが、長時間立ってられない程の腰のだるさがあるという。
4診目 3診目以降腰のだるさは改善したが、胸のつまり感が辛い。
5診目 精神安定と体の冷え改善の鍼灸。お灸中心で行う。
6診目 調子良好。以降、メンテナンスで来院頂く。

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施術回数・頻度・期間

初めのうちは、1週間に2回程度来院頂く。
症状改善と共に来院頻度の間隔を伸ばしてどのような変化があるか経過を見る。だいたい1ヶ月弱程でほとんどの症状の改善が見られた。

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施術後のケア

お仕事内容や性格的にストレスを溜め込みやすいという事がある為、定期的なメンテナンスの理解と、セルフメンテナンスとして呼吸法をお教えした。

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