いなべ神秘の森鍼灸センターの施術例
深部腰痛と下肢痺感及び浮腫
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腰
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内臓
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足
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男性
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70代以上
2020.09.07
病院での診断
強度の末梢痺感(特に下肢)
これまでの経過
○5年以上前から深部の慢性腰痛を煩い、同一姿勢でいるのが困難
○大腿及び下腿の筋力低下が著しく、最近では歩行するのがようやくといった具合、乳母車又は杖を使用してなら何とか歩行も間々なる程度
○足甲及び下腿、脛骨部に軽度の浮腫が見受けられる(自覚薄い)
○大腿及び下腿の筋力低下が著しく、最近では歩行するのがようやくといった具合、乳母車又は杖を使用してなら何とか歩行も間々なる程度
○足甲及び下腿、脛骨部に軽度の浮腫が見受けられる(自覚薄い)
鍼灸院としての診断
歩行がようやくといった具合で、筋力低下が著しい事から強度の腎虚と判断
嗄声感もそれなりで皮膚張力の低下にて肺虚有り
軽度の浮腫感から脾虚もあり
嗄声感もそれなりで皮膚張力の低下にて肺虚有り
軽度の浮腫感から脾虚もあり
治療方針
強度の痺感を伴っている事から、知覚及び運動感覚の回復を念頭に置いた施術とする
浮腫感の進行防止策の一環としてリンパ節の機能低下防止を念頭に置いた温熱鍼を加味
浮腫感の進行防止策の一環としてリンパ節の機能低下防止を念頭に置いた温熱鍼を加味
治療内容
「志室」「胃倉」「大腸兪」「関元兪」「腎兪」「京門」に雀琢電気鍼(※「京門」のみ軽度の雀琢鍼)
「八髎穴」に温灸、「脊柱」「筋縮」は多壮灸
下腿全般に雀琢鍼(経穴及び経絡に依らない)
「三陰交」「地機」に2〜3壮灸
「八髎穴」に温灸、「脊柱」「筋縮」は多壮灸
下腿全般に雀琢鍼(経穴及び経絡に依らない)
「三陰交」「地機」に2〜3壮灸
施術回数・頻度・期間
施術回数:12回
頻度:週3回(月/火/金)
期間:2018年の開院以来より
頻度:週3回(月/火/金)
期間:2018年の開院以来より
施術後のケア
歩行困難及び寝た切り防止策として晴天時を中心とした近所の散歩、宅内でも「三陰交」への温灸を指導
特に大腿骨頸部骨折(FNF)防止策として、臀部深部の筋力低下防止の為に腰痛悪化しない程度の運動も指導
特に大腿骨頸部骨折(FNF)防止策として、臀部深部の筋力低下防止の為に腰痛悪化しない程度の運動も指導